勉強②井崎英典著『世界一美味しいコーヒーの淹れ方』
はじめに
井崎氏の当該著作は、(本人が気になったら関係論文を読み込む癖があることからも)研究論文を根拠にこうした方がよいと書いてあるので、納得できるし、勉強になる。
今回は②ということで、作中から目から鱗が出たシリーズでも挙げてみます。
焙煎度合は、お店ごとの世界観
生豆からイタリアンまでローストの種類があるが、これは、特段の基準があるわけではなく、お店独自の世界観で焙煎具合を分けているだけ、というのはびっくりしました。
特に、どこからが対応するのが、浅煎りでどこからが深煎りかも、まちまちなんだって。
先日、東京で豆を買ったら、浅煎りのオススメで、Highを提案されたけど、そういうことなのね。
ちなみに、井崎氏の定義の中では、シティは、深煎りになってる。
フィルターにお湯を当てよ
これも目から鱗。
綺麗にコーヒードームができるとか、そんなものは映えだけであって、味への影響はしていない。 むしろ、豆の粉全体に満遍なくお湯を行き渡らせて、アクティブのモードにする方が大事なんだって。
そのためには、フィルターに当てて、外側の豆粉をアクティブにする必要があるんだって。
フィルターに当てちゃいけないのは、迷信だったのかな。
豆を湿らせると静電気発生しない
珈琲挽いたあと、静電気でくっつくのウザいじゃん?
だから、ほんのわずかに豆を湿らせるとよいんだって。
これによって味に影響はないんだって!
これは、良いこと知りました。さっそくやってる。
水が9割
珈琲って、9割、ハンドドリップだと、実に98.99%くらい水なんだって。
だから、珈琲には、ミネラルウォータ使うのを推奨するみたい。
けど、貧乏性なので、抵抗感があるなぁと思いつつ、良い豆を買った以上、水をケチるのは本末転倒なのかなあと思ったり、、うーみゅ。。
おわり
抽出の技術面だったり、
豆の基本的な知識だったり、
珈琲入門のバイブルでした。
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