詩:おたまじゃくし
夢の中でおたまじゃくしが宇宙を泳ぐ
男はおたまじゃくしを愛でていた
女はおたまじゃくしはもう勘弁という顔をしていた
女のそばで蛙が卵を産んでいた
女はそれをじっと見つめていた
蛙の卵がどんどん長くなっていく
しばらくすると女はときめきの動悸を抑えられなくなった
女は男におたまじゃくしをねだった
しかし男はおたまじゃくしをただただ愛でていた
夢の中でおたまじゃくしが宇宙を泳ぐ
男はおたまじゃくしを愛でていた
女はおたまじゃくしはもう勘弁という顔をしていた
女のそばで蛙が卵を産んでいた
女はそれをじっと見つめていた
蛙の卵がどんどん長くなっていく
しばらくすると女はときめきの動悸を抑えられなくなった
女は男におたまじゃくしをねだった
しかし男はおたまじゃくしをただただ愛でていた