施設入所に対してのご家族の心の持ち方
いつもこのブログを読んでくださる皆さま、ありがとうございます。
TAKEMIです。
皆さまが読んでくださることが書いていく上でのパワーとなっています。
このブログを通して一人でも多くの方が楽に前向きな気持ちで介護に関わっていけることを願っています。
在宅での介護が難しくなった時、施設への入所を考えられると思います。
今日はその施設入所に対してのご家族の心の持ち方について書いていきます。
私が勤めている有料老人ホームでも、日々入所の相談は多くあります。その中で毎回感じるのは、ご家族自身が疲弊をされていらっしゃる状態であること。
ずっとがんばってこられたのだろうなと思うのです。
ご家族自身も施設入所に対しては、色んな思いや葛藤があるのだと思います。
・周りの目が気になる
・親を見捨ててしまう気がする(介護を放棄してしまう気がする)
・周りに迷惑をかけてしまうことが、申し訳ない
今挙げたことは一例ですが、それぞれに施設入所を躊躇する理由があると思います。
そのことに対しての心の持ち方について、ポイントをお伝えしていきます。
① それが最善の方法であること
施設入所を考えるということは、自分の中では限界を感じているサインです。限界を超えて無理をしてしまうと、お互いが倒れてしまうこともあります。施設へ入所することが双方にとって、よいこともあるのです。
② 自分自身を責めないこと
施設入所するというとご家族としては、色んな思いが出てくると思います。中には罪悪感もあるでしょう。でもそこで自分自身を責めないことです。最終的に施設入所になったとしても、そこまでがんばってきたことは凄いことです。
③ 周りを頼ってもいいんだと思うこと
親御さんの介護であれば自分たちでがんばらなければと思いがち。けれど周りを頼ってもいいし、周囲に助けを求めることは恥ずかしいことではありません。施設が在るのもそういった方々をサポートするためです。
介護を受ける側、介護を支えていく側、どちらもとても大切な存在です。お互いがいい状態でいられることが大事です。そのためには何がベストか。上記のポイントに加えてこの視点も持っておくとよいですね。
今日のポイント
① それが最善の方法であるということ
② 自分を責めないこと
③周りを頼っても大丈夫ということ