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【介護の中で自身に芽生える気持ちを大切に感じる】

〜介護を支えていく方が心が軽くなり、笑顔になってほしい〜

それが私の願いです。

現役の介護士であり、介護セラピストでもある夏希優太です。

私自身の現場での経験から書いていることもありますが、少しでも介護に関わる皆さんのヒントになれば幸いです。そしてひとりでも楽な気持ちで介護に関わっていただけたら嬉しいです。

数日前から一気に冷え込みが強くなりました。昨日の朝にはうっすらと雪化粧も。

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では早速、今日のお話へ入っていきます。

今日のテーマは、

〝介護の中で自身に芽生える気持ちを大切に感じる″

というお話。

介護をしていく中で日々自分の中に芽生える色んな感情。

嬉しいとか感動するとか良い感情は割と受け入れやすいと思いますが、一方で怒りだったりイライラ等のネガティブとされる感情の受け止め方。あなたはどうでしょうか。

親御さんや利用者さんに対してそうした気持ちを抱いてしまう自分を嫌だなって思う方は多いと思います。

そんな気持ちを持つのはよくない、自分まだまだだなぁ…と思って余計に落ち込んでしまう。

実はこれ、以前の私がそうでした。

利用者さんに対してイライラしたり怒ったりするのはダメ、そんな気持ちになる自分が悪いんだ、まだまだなんだとよく自分を責めていました。

そうやって無理にその気持ちに蓋をしようとしたり、ポジティブな方向へ切り替えようとしていました。けれどそうしようと思えば思うほどに何故か窮屈さも感じていました。
今はその理由が分かります。自分の実際に感じている気持ちと頭で考えようとしている気持ちが一致していないから。

介護者も人間なのですからいつもいい気持ちではいられません。イライラしたり怒ったりすることがあってもいいのです。勿論それをそのままストレートに周りにぶつけたりすることは違うと思いますが、自分の中に湧いてくる気持ちは一旦素直に受け止める。大切に感じること

「人だからこんな時もあるよね、自分もこんな気持ちになるんだ」。そうして一度受け止めることでそこからの切り替えはしやすくなります。

人にはみな感情があります。

どんな気持ちが芽生えてもそれは自分の大切な一部分です。

大切に感じながら、一度受け入れてみましょう。

【今日のワンポイントレッスン】
・自分の中に芽生える気持ちはどれもが自分の大切な一部分であるということ


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