少しずつ元の姿に戻っていくということ
いつも在宅や施設での介護に関わっていらっしゃるご家族やスタッフの皆さま、こんばんは。
いつも親御さんやご利用者さんを支えてくださって、ありがとうございます。
介護に関わっていらっしゃる全ての方が笑顔で生きやすくなることを願っていますTAKEMIです。
今日は雨も上がっていて、晴れまでとはいきませんが曇り空の1日でした。
では、今日の本題にいきます。
今日は、介護をしていく中で一番キツく時間もかかる部分かもしれませんが書いていきます。
それは、親御さんの変わっていく姿を受け入れていくこと。少しずつできないことも増えてきて、手が必要になってきて最後は全てにおいて手が必要な状態になられることも多いと思います。
特にそれまでがしっかりとされていらっしゃった方であれば尚のことそこの落胆は激しく受け入れるまでには時間がかかるかもしれません。
けれど、キツイことをいうようになってしまいますが、この部分は受け入れていくしかありません。
皆さんも歳をとっていくと、少しずつ赤ちゃんの状態に戻っていくということを聞いたことがあると思います。
赤ちゃんは生まれたときには、周りの力が必要です。そこから徐々に色んなことができるようになり、歳を重ねるとまた最初の状態に戻っていくということ。
つまり、自然の流れの中にあるということ。これは私も含めて誰もが必ずそのようになっていくのです。
少しずつできないことが増えていっても、それは自然なことで元の姿に戻っていっているんだという風に思ってみてください。
受け入れられないからと焦る必要もありません。自分の中で納得して、受け入れられるそのタイミングは必ずきます。そのタイミングも人様々です。
大切で大好きな存在だからこその葛藤でもあると思います。
こうした思い方もあるということ、頭の片隅であってもよいので意識しておいてもらえると幸いです。
今日もそれぞれの場所でがんばっていらっしゃる皆さまを応援しています。
◆今日のポイント
・少しずつ元の姿に戻っていくということ