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【できないことが増えていく〜自然のながれに沿っているということ】
皆さん、こんばんは。
今日もTAKEMIのnote へお越しくださり、ありがとうございます。
では早速、今日のお話へ入っていきましょう。
今日は、介護をしていく上での心の持ち方をテーマにお伝えをしていきたいと思います。
お伝えしたいことの内容は、徐々にできないことが増えていく中で生まれる葛藤について。
介護が始まるのは色々な要因があると思うのですが、必ず直面することは親御さんが徐々にできないことが増えていくということ。
・食事を自分で食べられていたのが、一人で食べられなくなり介助が必要となってくる。
・トイレの失敗が増えてきた
・これまでできていたことができなくなる、理解も困難になってくる
・筋力の衰えなど身体状況の低下
親御さんの状況が徐々に低下していく姿を目にするということはできれば見たくないし、昔の親の姿を分かっているからこそその違いに戸惑い、葛藤もあると思います。
それゆえに親に対して辛くあたってしまったり、口調も強めになってしまうこともあるでしょう。
では、そんな葛藤に対してどう対処したらよいのか?次のような思い方もひとつです。
「自然のながれに沿っている」
皆さんも次のような言葉を聞いたことはありませんでしょうか。
歳をとっていくにつれて、赤ちゃんがえりをする。
私たちは生まれて赤ちゃんの時には周りの助けをかりながら生きていきます。そして成長するにつれて色んなことができるようになり、高齢になっていくにつれて再び生まれたときの状態に戻っていくこと。
だから認知症になったり、介護が必要な状況になっていくのは人として自然なながれに沿っているということなのです。
できないことが増えていったとしてもそれは自然のながれに沿っていること。
ひとつの思い方としてこうした思い方をしていくことでも、受け入れやすくなったり認めていくことはできると思います。
人によって受け入れられる(認める)タイミングも違いますから、焦らないこと。これも一つ付け加えてお伝えしておきます。
【今日のポイント】
・できないことが増えていくことは、自然のながれに沿っているということ