【背景にある本当の思いに汲みとる意識を大事にする 】
〜介護を支えていく方が心が軽くなり、笑顔でいてほしい〜
それが私の願いです。
現役の介護士であり、介護セラピストでもある夏希優太です。
私自身の現場での経験から書いていることもありますが、少しでも介護に関わる皆さんのヒントになれば幸いです。そしてひとりでも楽な気持ちで介護に関わっていただけたら嬉しいです。
今日のお話は、日々の勤務の中で感じていることから。
私は今認知症の方々の日々のケアをさせていただいています。日々の関わりの中ではスムーズに物事が進むこともあれば、関わりに対して拒否があることもあります。私たちは自分の思いを言葉や行動で伝えていくことができます。けれど認知症の方はそこの伝える部分が難しくなっているという特徴があります。
例えば、「大丈夫です」と言われたとしても実は全然大丈夫ではない、よくないとか。
介助への拒否があったとしても闇雲に拒否をしている訳ではないこと。
拒否をするという行動にもその人なりの理由があるはずなのです。
・迷惑をかけて申し訳ない。
・自分でやれないことへの憤り。
等々。
なぜ拒否をするのだろう、なぜこんな言葉を口にするのだろう。
この何故?という視点を持つことや相手の思いを汲みとろうとする意識、これはとても大切な部分だということを日々感じます。
100%意を汲みとることは難しいと思いますが、そうした視点や意識を持っておくことで少しでも本当の思いに気がついていくことはできるはずです。
【今日のワンポイントレッスン】
・背景にある本当の思いに汲みとる意識を大事にする
よい週末をお過ごしくださいね♪