【繊細な感性をもっていること】
〜介護を支えていく方が心が軽くなり、笑顔でいてほしい〜
それが私の願いです。
現役の介護士であり、介護セラピストでもある夏希優太です。
私自身の現場での経験から書いていることもありますが、少しでも介護に関わる皆さんのヒントになれば幸いです。そしてひとりでも楽な気持ちで介護に関わっていただけたら嬉しいです。
では早速、今日のお話へ入っていきましょう。
今日は認知症の方と関わる中でのことから。
認知症は脳の疾患によって物事を記憶したり行っていくことが難しくなるものです。
また時間や体感温度の認識等も曖昧になってきます。
在宅等で長く介護をしていると認知症への理解も深まっていると思いますが、全く何もない状態だと色んなことが分からなくなってしまうというイメージなのかもしれません。
けれど私自身が日々の現場の中で認知症の皆さんと関わっていて感じることは、きちんと色んなことが分かっていらっしゃって繊細な感性をもっていらっしゃるのだということ。
認知症の方は感情の部分にとても敏感です。
嬉しいと感じることや嫌だと感じること。物事が何であったかということまでは覚えられないとしても感情は強く残ります。
自分のことをちゃんとみてくれている。
それが伝わると例え不器用であったりしてもその気持ちを汲みとってくれて受け入れてくださいます。
自分の心に正直である、嘘がないと感じます。
日々の在宅や施設での介護の中で親御さんや利用者さんを思うあなたの気持ち。
きっと受けとってくれていると思います。
【今日のワンポイントレッスン】
・ちゃんと思いは伝わっています
今日も良い一日を^_^