【どんな気持ちもよしとする】
〜介護を支えていく方が心が軽くなり、笑顔でいてほしい〜
それが私の願いです。
現役の介護士であり、介護セラピストでもある夏希優太です。
私自身の現場での経験から書いていることもありますが、少しでも介護に関わる皆さんのヒントになれば幸いです。そしてひとりでも楽な気持ちで介護に関わっていただけたら嬉しいです。
連日30度を超える日が続いています。
場所によっては40度の所もあるようです。
水分補給もしながら、運動をするときには朝や夕方の涼しくなってからの時間帯にされてくださいね。
では早速、今日のお話へ入っていきます。
介護をしている中でどうしても避けられないことの一つに、よい感情でいられないときがあります。
目の前の親御さんや利用者さんの言葉や行動に苛々してしまったり、ぶつかってしまって怒ったりしてしまったり。
介護をしていればこうしたことは一度や二度ではないはず。
勿論、私もありますよ。
あなたはこのよくない部分の感情に対してはどういう認識でいらっしゃるでしょうか。
もっては(思っては)いけないもの。
こうした気持ちをもっている、思っている自分はダメ。
こんな風に思われていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。
実際に介護のお仕事を始めた当初の私は正にこの思いを強く持っていました。
利用者さんに対して苛々したり、怒ってしまったりそういう気持ちを持つのはダメ。そんなことを思う自分がまだまだなんだと。そうやっていつも自分を責めていました。
けれど介護者も人間です。
当然に感情があるので、いつもよい感情でいられるときばかりではありません。
そしてよくない部分の感情も必要なもの。
それがあるからこそ人の痛みや辛さも分かるでしょうし、嬉しかったりするときにはそれが倍増します。
もしよくない部分の感情が出てきたときには、それでダメだと思うのではなく、「今自分は〇〇な気持ちなんだな」と認めて受け入れていくこと。
そしてそんな自分もよしとする。
そうすることでそこからの気持ちの切り替えは早くなります。
よい感情、よくない部分の感情、どちらも必要なものであり両方があってのあなたなのです。
どんな気持ちもよしとしていきましょう。
【今日のワンポイントレッスン】
・どんな気持ちもよしとする
よい週末をお過ごしくださいね♪