【手を出さないことも優しさ】
〜介護を支えていく方が心が軽くなり、笑顔になってほしい〜
それが私の願いです。
現役の介護士であり、介護セラピストでもある夏希優太です。
今日もこちらのお話が皆様にとってお役に立てれば、幸いです。
自己紹介を書き直しています。
今日から連休が始まるようですね。
全く気づかず(笑)
コロナ禍で出かけることは難しいかもですが、それぞれによき休みとなりますように。
それでは早速、今日のお話へ入っていきます。
今日は、優しさという部分について考えてみたいと思います。
介護をしていく上での優しさ、皆さまはどんな風に思われますでしょうか?
笑顔で接する
言葉がけは丁寧に
できない部分の介助をする
相手からの要望に応える
これは一部分ですが、まだまだあると思います。
私自身はこれに加えて、
本人ができることにおいてはなるべく手を出さないことも優しさであると思います。
介護のお仕事を始めた当初の私は、何でもやってあげることが優しい、いいことだと思っていました。実際にやり過ぎてしまうこともありました。
先輩スタッフから、「○○さんはそこは自分でできるから、自分で取り組んでもらってね」と声をかけられてその時の自分はよくそれがわかりませんでした。
でも今からその先輩スタッフの言われたことの意味がよくわかります。
できることまでこちらがやってしまうことは、その方のできる機会を奪っていることになる。できることをやらなければ、本当にできなくもなっていきます。
デイサービスに来られていて普段在宅で生活されていらっしゃる利用者さんであれば、それによってご家族の負担も増えてしまいます。
介助をした方が早いですし、つい手を出してしまいそうになりますがそれではご本人のためになりません。時間がかかってもできることはご本人に取り組んでもらうこと。
勿論体調がすぐれない時などは、手伝ってあげてくださいね。
できることは手を出さず自分で取り組んでもらう。一見厳しそうに思えますが、相手の視点に立ったときにはこれもまた優しさであると思うのです。
【今日のポイント】
・できることには手を出さない、これも優しさであること
今日も熱中症にはお気をつけて♪