Adobe Premiere Rush最新製品紹介&限定クリエイターメディアトークイベントレポートと提案
2019年5月29日(水)に開催された「Adobe Premiere Rush最新製品紹介&限定クリエイタートークイベント-令和元年”一億総クリエーター時代の到来!?"」にPRESSとして参加させていただきました。
開催場所:Galaxy HARAJUKU
登壇者
アドビシステムズ株式会社クリエイティブクラウドマーケティングマネージャー 田中玲子氏
サムスン電子ジャパン株式会社プロダクトグループ課長 大越一博氏
ワンメディア株式会社 代表取締役/CEO 明石ガクト氏
SNSアーティスト あさぎーにょ氏
まず、アドビシステムズ株式会社クリエイティブクラウドマーケティングマネージャー田中玲子氏よりAdobe Premiere Rush最新製品のご紹介がありました。
オープニング動画
Adobeのプロ映像制作ツールは5種類あります。
今回紹介されたのはAdobe Premiere Rushです。Adobe Premiere Rushの特徴として直感的な編集など「誰でも簡単に」という点もありますが、特質すべき点は「3.いつでもどこでも編集可能」だと感じました。
データをクラウド化することによって粗編集をいつでもどこでも可能となり、スピード感のある動画制作ができます。
現在、パソコンよりもスマホなどの端末で動画編集をしているクリエーターの数の方が多いというユーザーの希望に答えた形ではないでしょうか。
さらに日本向けのモーショングラフィックステンプレートも準備され、今後もその数を増やす予定だそうです。
Adobe Premiere Rushの使用方法についてはPRESSとして参加させていただくきっかけとなった「動画の時代へ-Adobe Premiere Rush CCを使ってみた!-」記事に基本情報として掲載しておりますのでご一読ください。
その後、サムスン電子ジャパン株式会社プロダクトグループ課長 大越一博氏よりGalaxyS10|S10+についてのご紹介がありました。
GalaxyS10|S10+の機能の中でも驚いたのが、トリプルカメラとシーン判別機能でした。
カメラは三種類のレンズが内臓され、特に広角撮影のレンズには驚きました。
通常の撮影用カメラ。
撮影した写真のアップに適したカメラ。
人間が目で見ている範囲とほぼ同等のサイズで撮影可能な広角カメラ。
他にも撮影した写真の水平を直してくれる機能も搭載。
実際に店舗で使ってみたのですが、ここまで進化したのかと思い知らされるほどの美しさでした。
そしてシーン判別機能です。この機能には本当に驚きました。
撮影した写真を判別し、自動で最適な色に変えてくれるなどの機能が搭載されています。
個人的にAdobe Premiere Rushのクラウド化とGalaxy10Sのシーン判別機能の組み合わせなどが、これから来るであろう個人メディアの時代や情報社会の早さに対応するための必須条件になるのではないかと感じました。
イベント中の感想ツイート
そして明石ガクト氏とあさぎーにょ氏によるディスカッションがスタートしました。
このディスカッションでは過去の動画編集や撮影の大変さを考えると誰もがクリエーターになれる可能性のある時代になっているというお話や1000本ノックと銘打った「まず作ってアウトプットしてみること」の重要性などのお話が出されました。
これはnoteを書く上でも大切なことで、まずはやってみる、続けてみることでオリジナリティが生まれてくるということだと感じました。
ディスカッションの最後には明石氏とあさぎーにょ氏による「これからの動画はどうなるのか」というお話がありました。
質疑応答では「お二人がAdobe Premiere RushとGalaxy10S|10S+に求める新機能はありますか?」という質問をさせていただき、スローの機能があればというお話も出てきました。
私自身、今純粋に欲しいと思うことに未来があると感じているので、これから動画のコンテンツに対する可能性も感じることができました。
本当に多くのPRESSの方々が集まっていて驚きました。過去の記事でも書きましたが、これから動画の時代は必ずやってくると確信しています。
「Adobe Premiere RushとGalaxy10S|10S+」を誰が使えばいいか考えてみた
あさぎーにょ氏からのお話にもありましたが、これからは誰でもSNSを使って動画の情報発信することが可能になっています。今回のAdobe Premiere RushとGalaxy10S|10S+によってその土壌がさらに作られたと思います。しかし、やはり情報発信するためのコンテンツに困っている方も多いと思います。そこで「Adobe Premiere RushとGalaxy10S|10S+」をどんな人が使えば有益になるかを考えてみました。
今回のイベントに参加しながら思ったのが、企業の広報の方々が使うと良いのではないかと感じました。
企業の広報用動画の多くが、会社の概要をまとめた動画を1つ作ってHPに掲載しているといったものになっています。しかしそれでは人材となる人には伝えきれていないと感じていました。大企業・中小企業との仕事をするとよく感じるのですが、社内には面白いコンテンツが山ほどあります。面白い社員さんや食堂の風景など、Adobe Premiere Rushで気軽に動画を作って小まめに情報発信することで、その会社を気になっているような人に向けて、働く前からしっかり会社のことを知ってもらえるきっかけになると思います。
さらにそのような情報発信は社内の問題と向き合うきっかけや改善にも役立つと思います。第三者に見てもらうという状況は客観的に社内を見るという状況を生み、その会社のブランディングにも繋がります。
ぜひ一度検討してみてはいかがでしょうか。
最後に
今回のAdobe Premiere Rush最新製品紹介&メディア限定トークイベントに参加してみて、どんどん世の中が「誰でも」「どこでも」「いつでも」クリエティブに生きられる時代になっていると感じました。そして一番感じたことはその時代を駆け抜けるためには、私の子ども世代、まさしく「誰でも」「どこでも」「いつでも」クリエティブ時代を当たり前とする人たちと共存するために、今からしっかりその時代感を理解する必要があると思いました。
私なんか、といっていたら置いていかれる、そんな時代がすぐそこまできている気がし、明石氏の1000本ノック(とりあえずアウトプットする)ことの重要性も身に染みて感じました。
今回お誘いいただきましたAdobeさんには心から感謝申し上げます。本当にありがとうございました!
竹鼻良文/TAKEHANAKE代表
SHELF
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