劇団フライングステージの『新・こころ』について
来月(2024年3月)、劇団フライングステージが、夏目漱石の『こころ』をふまえた『こころ、心、ココロ』という作品を上演すると聞いた。「日本のゲイシーンをめぐる100年と少しの物語」という副題がついていて、第一部「名も無き時代」と第二部「名付けること、名付けられること」から成る二部構成の劇である。東京ではE.M.フォースターの『ハワーズ・エンド』を下敷きにした前後編6時間半の『インヘリタンス』が上演されたばかりだが、フライングステージのこの新作も、上演時間がどれくらいになるか