
takechan's diary vol.83
豚ミルフィーユ鍋は、めんつゆでも意外とイケる。83日目、書きます。
風穴がほんの少しだけ開いた
インターンの続きを描こうと思っていましたが、急遽変更。
職場の先輩に教えていただいた、文科省のライブ配信について書きます。
内容はこちら
詳細については、動画のアーカイブが残っているのでご確認ください。
このnoteでは、僕が気になった点について触れたいと思います。
1:文科省が近くなった
遠い存在でなかなか実態が掴めない政治の世界ですが、今日のシンポジウムは一般ピーポーがほんの、ほんの少しだけ近づけた、そんな会議に見えました。
というか、ライブ配信していること自体、革命的なのかもしれない。
今日は学習指導要領の解説が一つのテーマでしたが、委員の方の意見や考え、そしてどう実行していくべきか。さらに、自分たちの活動に対しての振り返りなど、洗いざらい話して下さった印象でした。
身体的はもちろん、心的距離も近くなった気がします。
2:ゴールは同じで手段が違う
登壇された方々は、自分の取り組みから考え等をお話しするので、どこか話が噛み合っていないように取れる部分もありました。
ただ、他者の意見や考えを否定する方はおらず、受け止めた上で自分の話をしていらっしゃいました。
まとまるだけがチーム(組織)ではなく、同じ目標に向かってそれぞれがやるべきことをやる、新たな体系をみたような気がします。
3:『私たちも失敗する』
僕の中での今日のハイライトは、文科省の方がおっしゃったこの言葉たち。
『4月に開催した最初の配信は、オンラインの環境整備が完璧ではなかったので、失敗するんじゃないかと思いました。』
『でも、その時の経験が今回の提言には生かされている。私たちも挑戦しているんです。』
『100点満点ではないけど、頑張らせていただきました。』
率直に、「こんな言葉が聞けるなんて、、」と思いました。
実感のこもった響く言葉でした。
この発言の前には、
「失敗を許容する環境が必要である」
「そのためには、『心理的安全性』の確保が大切」
「子どもも大人も失敗しながら進んでいく」
といった内容も話されており、変革が始まっているように感じました。
ただ、今回はあまり対話的ではなかったこともあり、今後の具体的な取り組み等についてはあまり触れられていなかった。今後の配信が楽しみです。
最後に。配信が切れる2秒前に発した、僕がお世話になったカタリバの代表である今村久美の言葉に、とても共感したので載せておきます。
『文科省の方、これ(ライブ配信)続けた方がいいと思う』