「断捨離」系でおススメの本2冊
今回は”捨てる”系の本でおススメのものを2冊ご紹介します。
僕がコーチングのクライアントさんに、片付けるのが苦手だしなかなか着手できないのだけど、どうしたらいいか相談を受けた時にも薦めている本で
読めば「よしやろう!」と思える内容で片付け・断捨離へのモチベーションがものすごく上がります。
僕に限らず、クライアントさんも実際に読んでみて、片付けをはじめて身の回りがスッキリしたことで諸々流れがよくなり、人生が好転した方もいらっしゃいます。
まず一冊目「ガラクタ捨てれば自分が見える」
この本は、この手に詳しい人にとっても定番の本です。
「風水整理術入門」とありますが、風水がどうとかは正直どうでもよくて、この本を読んで最初にギクッっときた言葉がこれです。
■「ガラクタ」とはエネルギーの渋滞である。
最初、エネルギー?と思ったものですが、読み進めるうちに
・使わないもの/必要ないものを処分することで鬱がよくなる
・肥満の解消になる可能性もある
ということも理解できるようになり、それなら!と思って数週間かけて家の大片付けを始めました。
結果としては、体重は別に減ることはありませんでしたが、心は物凄くスッキリして気分爽快になりました。
やはり、モノを大量に処分すると、心は物凄く軽くなって前向きになります。それを最も実感できたのは、実はこのとき以上に
東京から北京に引っ越してきたとき
僕が北京に来たのは社命による海外駐在ではなく、完全に自費だったために引っ越し予算もロクになく、海外に持っていける荷物に限界がありました。
だから、家族3人での生活に使用していたものを大量に処分したのです。あまりにも大量に処分したこともあり、北京に来てからというもの、僕を縛る何か憑き物のようなものがゴッソリ取れてしまったというくらいに衝撃的なほど心が軽くなりました。
Twitterなどを見ていると、海外に引っ越してから精神的にラクになったという人の投稿をよく見かけますが、そうした方々の多くは、海外引越に伴ってかなりのものを処分しているのではないでしょうか?
日本の妙な同調圧力・空気を読まなければならない環境からの脱却ももちろん影響としては大きいでしょうが、引っ越しに伴って色々処分をした、という影響も少なからずあるはず。
とにかく、この本を読むとかなり片付けへのモチベーションが上がる人が多いので、是非読んでみてください。
次におススメの本はこちら
最初にご紹介した「ガラクタ捨てれば~」は、どちらかというと”物”を処分するためのモチベーションが上がる内容。
それに対して、こちら「自由であり続けるために 20代で捨てるべき50のこと」は
生活習慣・仕事習慣・人間関係・ライフスタイルといったものに対する思考のノイズを捨てるための内容
この本の著者は、かつては平井堅や絢香、ケミストリーなどのミリオンヒットを多数手がけた音楽プロデューサーの四角大輔氏。
実はこの方、私の大学の学部、そして音楽業界の先輩でもある。
それだけの実績を残したにもかかわらず、今はニュージーランドと東京を行ったり来たりしながら、自分の好きなことを追求した生き方をしているノマドライフを日本で提唱しはじめた草分け的な存在です。
この本で言っていることは至極シンプル
”とにかく自分を縛り付けるノイズをどんどん手放してシンプルになって、素の自分に回帰していこう”
ということ。
言いたいことと本の内容がバシッと一致しているので、中身も非常にシンプルで読みやすく
グサッと心に突き刺さります。
これを読むと自分の”必要”と思い込んでいるものを見直してみようという気にさせてくれる力のある本です。
この2冊は、捨てるのが苦手・下手という自覚のある人には是非読んでいただきたい本。本当におススメ。
で、順番としては、
最初に「ガラクタ捨てれば~」を読んで
そして、しばらく経ってから「自由であり続けるために~」
を読むことを推奨します。
その理由としては、
捨てる難易度は、物の方が簡単だから
物は「えいっ!」って捨ててしまえばそれで済みますが、仕事習慣・ライフスタイル・人間関係を整理するというのは自分との闘いです。
それに物をある程度少なくしてからの方が、「自由であり続けるために~」の内容がより刺さるようになります。
大して持ち物を捨てたことの無い人が、「自由~」を読んでも、もしかしたらあまり刺さらないかもしれません。
「でも~」「だって~」とかいって全然整理しようとしない光景が目に浮かぶくらい。
ですから、2冊とも読んでみようと思う場合は
1番目に「ガラクタ捨てれば自分が見える」を読み
2番目に「自由であり続けるために~」を読む。
この処方は守ってくださいね。
あともう一つ。
2冊同時には買わない方がいいでしょう。
同時に買うと、どちらかが積読状態になる可能性が高いので。
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