ひら

サボり癖矯正トレーナー。ホントはもっと働きたい!と願っているものの、妙にサボりがちな人のためのコーチ。重度の精神疾患を患ったのをキッカケに自己研鑽を重ね続け、自分を動かすのが上手になっている日々の成長エッセイ。シングルファザー。TCS認定コーチ、反射の統合ワーカー、NLPなど

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サボり癖矯正トレーナー。ホントはもっと働きたい!と願っているものの、妙にサボりがちな人のためのコーチ。重度の精神疾患を患ったのをキッカケに自己研鑽を重ね続け、自分を動かすのが上手になっている日々の成長エッセイ。シングルファザー。TCS認定コーチ、反射の統合ワーカー、NLPなど

マガジン

  • あきらめの美学

    50歳を過ぎて、これからはできなくなっていくことも多い。 でも人生そのものをあきらめたくはない。 けど、あきらめた方がいいものも、ポチポチでてくる年頃。 そうした日々のチャレンジ・葛藤・執着・あきらめ(悟り)を綴っています。

最近の記事

中国から日本に帰ってきてから自然湧いてくる感謝

先日、参加しているコーチングコミュニティの懇親会に参加。 その際に、代表から 「中国での生活を通して一番変わったことは?」 というご質問をいただいた。 実は1ヶ月くらい前にも同じ質問を他の方からされたことがあり、とっさに浮かんだのは その1ヶ月前と同じ「人付き合いにおける距離感が掴めてきた」という答えだったのでそう答えたのだけど その後、その質問を改めて自問しなおしてみたとき、”人付き合いの距離感”というのは得たもののひとつではあるけど 最たる望ましい変化は 「今

    • 「ママに会いたい」を越えていけ

      先月7月11日に帰国してから早いもので、もう40日以上が経過した。 そこから思春期で、かつ日本語不可の異母語で育児するシングルファザー生活がはじまった。 娘も最近ではようやく少し慣れてきたものの、最初の2週間はやはり寂しそうで、時折泣いていた。 「ママに会いたい」と それはそうだ。娘はゼロ歳の頃だけ日本で育ったけど、それ以降はずっと中国で、義父母と母親の元で育てられてきた。 しかも中国の育児は日本よりも圧倒的に過保護だし、常に人に囲まれている印象がある。 そんなと

      • ただの帰国のはずが徐々に脱出劇化

        今は北京から日本への直行便が飛んでいないので、天津空港経由で帰国予定。   しかし、本来北京から天津に入るには7日間の事前隔離が必要。   とはいえ、隔離を避けるただ一つの条件が   「自家用車などのチャーターで直接空港に行くこと。しかもタクシー利用は禁止」   という高いハードルがある。   幸いウチには自家用車があるのでここはかろうじてクリア。トイレ休憩も含めて途中下車は一切せずに空港まで向かう。   今、日本人に人気なのは北京発香港経由の便だけど   価格が天津の倍以上

        • 迷ったら、自分が好きでいられる方を選べばいい

          2年半前の前回の帰国時に、トラストコーチングスクール(TCS)というコーチングスクールのトレーニングを受けていました。 そのときにリアルで初めてお会いした馬場代表の新刊が本日発売! 「迷ったら、自分を好きでいられる方を選べばいい」 <以下はAmazonでの紹介文> = = = = = = = = = = = = = = = = = スマホをさわって、いつも誰かとつながっていても、感じる孤独。指先をスワイプするだけで変化する人間関係。 自分という人間の存在に不安を抱く

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        • あきらめの美学
          24本

        記事

          厳しい状況での期待値コントロール

          中国では相変わらずゼロコロナを目指していて、暮らしている我々はホント大変。 かなり振り回されている。いつ何が起こって部屋に閉じ込められるかがわからない。 上海は5月末まで2ヶ月半続いたロックダウンから開放され、これでようやく快方へ向かうのかと思いきや、開放後にやはりあちこちで感染者がみつかり、また2週間のロックダウンになっているエリアが増えているとか。 北京もここ数日で感染者が増えている。 一昨日も北京の友だちの一人が、その友人宅に遊びにいっている途中にその居住エリア

          厳しい状況での期待値コントロール

          認知症の義父が、僕の味噌汁を「美味い」と飲み始めた話

          北京での12年の半分はひとりで生活をしていたものの、最後の半年は妻子どもと暮らすことにした。彼女たちと一緒にいるともれなく義父母もついてくるのだけど、最後の半年くらいは、と受け入れている。 家賃ももったいないし、次はいつ親子3人が同じ屋根の下で暮らせるようになるのかわからない。もしかしたらこれが最後になるのかもしれないし、子どもにとっていい想い出になってくれればいい、という想いもあり、最後は同居することに。 北京に来て最初の1年弱の間も義父母と同居はしていたものの、あまり

          認知症の義父が、僕の味噌汁を「美味い」と飲み始めた話

          あなたを突き動かすものはなんですか?

          私はトラストコーチングスクール(通称TCS)というところでコーチングを学んでいます。 <公式サイト> https://trustcoachingschool.com/ こちらのコーチコミュニティでは頻繁にコーチング関連の勉強会が開催されています。 2月10日に参加したのはTCS認定プロフェッショナルコーチの講師の方々が主催された「コア・ドライブ勉強会」。 コア・ドライブとは? 「コア・ドライブ」というのは、TCSを主催されている馬場啓介氏の著書「目標達成の神業」の中で

          あなたを突き動かすものはなんですか?

          起業コンサル・起業塾選び、これからのキーワードは「軽さ」

          ここ数年、Twitterを中心としたSNS界隈では副業・起業を勧める声が目立つ。この1~2年でその声はさらに大きくなった。 私も2016年~2019年までは自営業・フリーランサーとして活動していたが、あまり前途もなさそうだったので法人を清算し、会社員に戻ることに。 しかし今年、長年生活していた中国から日本に本帰国することになったので、それを機に再び会社員ではなくフリーランサーとして再活動することにした。 会社員をしていたこの2年間で、会社勤めのリスクをうんざりするほど体

          起業コンサル・起業塾選び、これからのキーワードは「軽さ」

          「何物にもならなくていい」とエライ人は言うけれど

          今日はこんな本を買ってみた。先ほど目次に目を通していたところ。 内容は、中国は明朝末期に書かれた処世術。三教(仏教・道教・儒教)を組み合わせた、人生をよりよく活きるコツに触れられている。 この本のレビューの中に「今でいうとTwitter的処世術」との記載を目にして感心しました。古典的書物といえ、そうしたイメージで目にすれば敷居は低くなる。 目次をパラパラと見ていたら「足るを知る」「欲望にはきりがない」「ちっぽけな存在」といったものを見かけた。 以前から何度も目にしたよう

          「何物にもならなくていい」とエライ人は言うけれど

          中国語学習での最大の成功要因

          中国語の勉強で、成功できた要因ってなんだろう?と考えてみた結果、一番の成功要因は 最初の3か月だけは学校に通って平日5日間、毎日2時間勉強できていたから。 この3か月以外は全部独学だったけど、この3か月での発音の出来に関してフィードバックしてくれる相手がいてくれてよかった。 このときの先生は、まだ就職したことのない学生のアルバイト先生。中国語を教えてきた経験もロクにない先生ではあったけど、そこはさほど重要ではなかった。 とにかく発音の出来をフィードバックしてくれる相手

          中国語学習での最大の成功要因

          人生って何歳までやり直せるんですかね?

          12年続いた北京生活に終止符を打って本帰国するのに不安な要素は、やはり安定した生活手段の確保だ。 今のところ、来年に予定している子どもの高校受験でどこに合格して通うことになるかが確定しないうち、勤務先を探して出勤するのは難しい。 そのため、当面はフリーランサーとして生計を立てていく予定だ。活動は既にはじめている。 中国でやってきたことを真っ新にしてリセット、というほど完全なリセットではないものの、それまで会社勤めが多かった身からしたら、今年の本帰国はやはりリセットといえ

          人生って何歳までやり直せるんですかね?

          急激に中国生活が愛おしくなってきた

          人生を終えようとしているとき、過去のことを悔やんだりやっておけばよかった、大切にしておけばよかったことなどが出てきてようやく自分に素直になっていくらしい。 それが今の自分の中国生活に対しても似たような気持ちが表れてきている。当たり前にそれがあるときには何も感じずに無為に日々を浪費しているにもかかわらず、終わりが見えてくると急に味わうひとつひとつが大事になってくる。 西红柿炒鸡蛋とか、今になってようやくひと口ひと口を味わいながら食べている。日本に帰ったら、この動画見ながら自

          急激に中国生活が愛おしくなってきた

          10年待ってやっとバイリンガル育児開始

          母国語習得を最重要視のバイリンガル育児方針日本帰国の流れとなり、10年以上を経て、ようやく日中ハーフの子どもに対する2か国語教育が開始しました。 子どもは1歳の誕生日の直後から14年間中国で生活してきて、昼間、主に世話をしてきたのも義父母だったため、日本国籍であれど完全に中国語ネイティブです。 私が中国へ渡ったのはその3年後、子どもはすでに4歳。それで日本語など話せるようになるわけがない。私との会話も基本的に中国語で行われてきました。 ハーフの子どもであれば、普通に望む

          10年待ってやっとバイリンガル育児開始

          帰国したら会えなくなるお店の気のいい人たち

          長年北京で生活していて好きなのがお店の気のいい人たちだ。 よい意味で緩い。 ほぼ友だち感覚で接することが出来る人も何人かいる。WeChatで気軽に問い合わせられる。 こちらも大型ショッピングモールがだいぶ多くなったので、チェーン店系の店員さんはどこでもマニュアルベースの対応であるのは日本と変わらないけど。 北京の市中にはまだまだ昔ながらの緩さのある小さなお店もたくさんあるし、些細な買い物であればたいていはそうした小さなお店で済ませている。 日本に帰ったら、そうした小

          帰国したら会えなくなるお店の気のいい人たち

          12年ぶりの本帰国へのネガ要素1.「進む円安」

          2022年になりました。 新年あけましておめでとうございます。 今年は日本に本帰国今年は私にとっても大きい年になりそうです。 というのも、今年は娘の高校進学に伴い、これまでの12年生活していた中国北京を離れ、日本に本帰国することになるからです。 本帰国をするにあたって、楽しみな部分も多いものの、不安要素、残念に感じている要素がいくつかあります。 その一つは「円安」。 「円安」が続くと自国の世界的な価値が下がる「円安」の状態の今、日本に戻って100%日本円での収入とな

          12年ぶりの本帰国へのネガ要素1.「進む円安」

          「自己肯定感」がなくても習慣化は可能。必須なのは自分への期待

          まだ読んではいない本ではあるものの、そのタイトルをみたときに少し違和感を覚えたので、その違和感の正体を探ってみた。 「習慣化」に必要なのは自分への”期待”なぜ、「習慣化は自己肯定感が10割」という言葉に違和感を覚えたのだろうか? それは私自身の経験として、コンフォートゾーンを抜け出すための努力習慣を身に着けるために必要なのは、自己肯定感ではなく自分への期待だと感じているからだ。 自己肯定感が低くても自分には”期待”出来る。自分への期待というのは、自己肯定感が低くても可能

          「自己肯定感」がなくても習慣化は可能。必須なのは自分への期待