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一人ぼっちではなくて、他とつながっている(944)
事故や災害などにおいて、身近な人の死は突然のものであり、非常に悲しいものです。「もう、私は一人ぼっちだ」と思うようになるかもしれません。その悲しさから、生きる意味を見いだせないこともあるかもしれません。極端な話として、自死を選択する人もいるようです。
(「一人ぼっち」という観点では、「15-29歳のニートも同じようなものだ、引きこもりも同じようなものだ」、と思うかもしれません。そのような人にも後続の内容は参考になるかもしれません。)
しかし、極端な例としての自死については、思いとどまってほしいのです。
私達はどのような状況になっても、他とつながっていることを再認識してほしいのです。私達の生(せい、またはしょう)は、「海底に住む盲目の亀が100年に一度海面に上がり、海上に漂う木切れにただ一つある穴に出会うこと」という譬喩にあるように、非常に稀なもので、有り難いものなのです。 (#943「人はなぜ生きるのか」を参照)
さらには、無数の宝珠が結びあっているかのような現代のインターネットを思い浮かべれば分かるように、相互に結び合っているのです。「一人ぼっちだ」と思っている人には友人がいて、さらにその友人は別の人とつながるように、縦横無尽につながった世界に生きているのです。
要するに、「一人ぼっち」であるかのように思っている人であっても、見えないところで相互に関わり合いながら生きているということなのです。ただ、自分が勝手に「一人ぼっち」だと思っているだけなのです。
「一人ぼっち」と思っている人は、周りにいる身近な人に、こんにちはと挨拶してみてはどうでしょうか。近くの支援活動組織やグループに出かけてみてはどうでしょうか。
周りの人が、「一人ぼっち」と思っている人に、「あなたと話していい?」と話しかけてはいかがでしょうか。
そのようなちょっとしたアプローチから、新しいつながりを見いだせるかもしれません。
[参考] 引きこもりやニートの人に対しての支援活動
・地域若者サポートステーション : 働くことに悩みを抱える若年無業者をサポートし、職業的自立を促すために設置された相談窓口の名称である。通称「サポステ」と言う。
・ジョブカフェ : 若年者(15歳から34歳まで、または29歳まで、39歳までなど)対象の就職支援施設。
・ジョブサロン : 中高年者(原則として35歳以上)が対象の支援施設。ジョブカフェ同様、早期就職に向けての支援を行う施設。
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