お味噌の国際展開
おはようございます!
信州小諸のお味噌の話を聞きました。
古くは江戸時代から続く老舗です。
しかし、戦後の人口増加、
味噌の消費拡大に対応するため、
熟成をわざと早くして
生産量を拡大する速醸技術が
盛んに取り入れられた時、
この醸造所はその流れに
乗り遅れてしまったそうです。
困った経営陣は、
その不利を逆手にとって、
長期熟成を旨として
コクとかおりを特徴とした
味噌を売り出しました。
それがうまくいき、
ブランドを確立して
贈答用にも売れるようになりました。
弱みは強みにもなりうる
とても好きなお話でした。
*
この話を教えてくれた人は、
インドとのビジネスを
されている人です。
彼は、インドに味噌を展開したいようです。
インドは、香辛料の文化が強く、
醸造の文化は弱いとのこと。
その境界線は、
どうやらミヤンマーとインドの国境に近い
インパールのようだとのことです。
それを超えて、
醸造文化をインドに持ち込むという
興味深い構想です。
味噌はベジタリアンにも
受け入れられるので楽しみです。
今日もよろしくお願いします。
安島