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2025年ダイヤ改正でJRの奈良周辺の施策を見る

近鉄に一矢報いたいのか?
3両の特急車両のいいアルバイト先なのか?
兎に角、関西圏で今回の改正で熱いのは奈良だ


■特急「まほろば」を土日定期運転


・元々、特急くろしお用の増結車両


特急「まほろば」号は、
今まで観光シーズンの休日ダイヤのときに
運転されていた列車でした。

今後は、シーズンでなく毎週見られるように
なります。

・新しくリニューアル車両を導入


左が増結車両。(サンダーバード)
塗装は、しらさぎ色だけど。


 特急「まほろば」用にリニューアルした
車両を導入するようです。

これは、北陸で増結用に使われていた
車両です。

かなり気合が入っているなと思った次第です。
ただ、割と2番煎じの好きなJR西日本。


「安寧」と呼ばれる編成



これは、近鉄の「あをによし」の真似かなと
勝手に推測。

かつての2番煎じは新快速Aシート。
これは、京阪のプレミアムカー。
それでも、デビューは楽しみ


近鉄あをによし


■うれしート拡大


・「みやこ路快速」などすべての奈良線快速系列車に


これは、かなり思い切ったなという印象です。
元々、このシステムは大和路線が始まり
でした。

奈良線に導入は、予想通りでした。

奈良線に並行して近鉄京都線が
走っています。

こちらは、全席指定の特急が1日中頻繁に
走っています。

「シートは近鉄より劣るけど、安さで勝っています

との近鉄利用者に対する
アピールポイントでしょうか。

■通勤特急「らくラクやまと」


この「らくラクやまと」に関しては、
かなり苦戦を強いられていました。

そこで、私自身は、廃止を
予想していたのですが反して
残りました。

・停車駅増


 快速列車が停車しない八尾駅・柏原駅にも
停車することになります。

快速列車が通過するのに、一気に特急停車駅に
なるのは驚きです。

まさに、大出世の駅ですね。

JR神戸線の大久保駅もちょうどそんな
感じですね。

 また、八尾駅・柏原駅は新大阪・
大阪駅(梅田、キタ)への直通列車がない
駅なんです。

これを狙い撃ちするのは面白いかも。

・残った理由を推察


 かつて、運転されていた「大和路ライナー」
という列車。

これが、比較的乗車率がよかったのです。
「ライナー」は格安で乗車整理券で300円ほどで
乗れました。

この実績があるから残したいのでしょう。
想像するに、大阪駅の「うめきたホーム発着」が
仇となっている気がします。

沿線の住民が大阪駅に乗り入れていると
わからない、という事です。
 
そこで、ひとつは天王寺を諦めて
おおさか東線経由にするか
もうひとつは、新大阪を諦めて
環状線大阪駅ホーム発着にするかという方法です。

・使用車両は?


土休日に特急「まほろば」用車両なのか、
それとも従来通り「くろしお」の
増結用車両なのか?

気になるところです。
ただ、車両が余っていることに
間違いはなさそうです。

■まとめ


・今回の改正で奈良地区にJRは気合を入れている
・特急「まほろば」のリニューアル車両
・通特「らくラクやまと」の停車駅拡大
・「うれしート」の拡大

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