企業向け(BtoB)Webサービスで、収益が出るまでにやった広告出稿、営業方法、運用や課金などのポイント。
わたしは、自社のWebサービスとして、グループウェア、オンラインストレージサービス、バグ管理サービス、売上管理サービス、自社CMSなど、複数の企業向けのWebサービスを企画開発してきました。
社員10名未満の小さなWeb制作会社で、受託制作の仕事をこなしつつ、運用している状況ですので、ひとつひとつのサービスは、かなり小規模です。
今のところ、受託制作をやめても食べていける、と言うわけではありませんが、社員をひとり雇う分くらいは、売上はあがっています。
Webサービスというと、個人向け(BtoC)サービスをイメージされる方が多いと思いますが、企業向け(BtoB)サービスの方が、業務に根付いているサービス内容なのと、業界などのターゲットがはっきりしているので、サービスの立案がしやすいという側面があります。
個人的には、小さな会社でフットワークよく作るのであれば、BtoBサービスを検討してみることもお勧めします。
(アイデアがあれば別ですよ)
そこで、BtoBのWebサービスを作って、なるべくお金をかけずに宣伝する、効率よく効果の見込める運用をするポイントについて、自分の経験をもとにまとめてみました。
失敗談もかなり含まれていますので、これからサービスの運用を検討している方に体験談としても読んでいただけると思います。
サービスを宣伝するためにやったこと。
サービスがローンチされたことを前提に、まずは使ってもらわないといけませんので、そのための宣伝のお話です。
実際にわたしが、サービス宣伝のためにおこなった宣伝方法について、書いてみたいと思います。
プレスリリースの配信。
これは、リリースしたら基本中の基本です。
広告でも営業でもないように思われますが、プレスリリースの内容によっては、それなりに反響があり、広告を出稿よりも大きな成果が得られる場合もあります。
わたしは、アットプレスというプレスリリースの配信代行会社にお願いしています。数万円で複数媒体への掲載も確約してくれるので、おススメです。
プレスリリースには雑誌掲載のチャンスやSEO効果もあり。
リリースしたばかりのサービスにとっては、ポータルサイトにプレスリリースを転載されると、被リンクの関係なのか、SEO効果がかなり期待できます。
また、BtoBのサービスは、プレスリリースをみた業界専門誌などに、取り上げられるチャンスも多いです。
わたしの経験上、病院向けCMSやバグ管理サービスなどをリリースした際は、IT専門誌のバグ管理ツール特集や医療系の雑誌に取り上げられたりしました。
雑誌掲載で、使ってくれる方が増えるかというと、正直実感するほどの効果はありませんでしたが、チャンスは潜んでいるので、やらないよりはやった方が良いです。
なにより、雑誌とかメディアで紹介されると、モチベーションが上がりますので、それはそれでサービス運用の糧になると思います。
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