芋ご飯、今年最後の食べ納め。
日増しに暖かくなる今日この頃。春の声が近づくのは楽しいけれど、冬ご飯の食べ納めはちょっと寂しい。芋ご飯もそのひとつだ。
さつまいもは美味しい時期が2度あるらしい。まずは9〜11月の収穫時期。そして2ヶ月ほど貯蔵して水分を飛ばした、旨みの増す1〜3月時期。
今夜で芋ご飯も食べ納め。早速支度に取りかかろう。
◉作り方はすごくシンプル。
・米を洗い、いつもどおりに水加減する。
・米1合につき、大さじ1杯の醤油を混ぜる。
・さつまいもは米1合に対して200グラムほど用意。
・さつまいもを好みの大きさに切って米の上に乗せる。
(注:小さすぎると潰れてぐじゃぐじゃになる)
・いつもどおりに炊飯スタート。
・炊飯器でも鍋炊飯でもやり方は同じ。
▼鍋炊飯をするときは、うまく炊けるか毎度毎度ちょっと緊張。炊き上がって蓋をあけると……
▲ほんのり醤油色に染まったご飯、ほっくり黄金のさつまいも。甘じょっぱい香りがキッチンに立ちこめ、幸せ気分に包まれる。なんだろう、この特別感は。お祝いご飯のような華やぎに、ちょっと嬉しくなってしまう。
▲今日の夕食、いただきます。
ボリュームのある芋ご飯には、おかずはちょこっとだけでいい。なんなら味噌汁だけでも大丈夫。
噛むごとにほんわり甘く、醤油の風味が味をひきしめている。箸をおいてしみじみ思う。ご馳走なんだなあ。
▼もうひとつ、別バージョンの芋ご飯膳。
▲これは別の日に作った芋ご飯のメニュー写真だ。
冷蔵庫のおかずを一口ずつ盛り付けてみた。さつまいもに粘り気があると、写真のように米がまとわりついてしまう。ちょっと柔らかめだがしっとりして、これはこれで美味であったな。
次の秋まで、しばしお別れ。今年もご馳走様でした。