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子どもを寝かしつける幸せとそれに伴うリスクについて

子どもを寝かしつける際に気をつけること。まだやるべきことが残されている親にとって、それは「寝過ごさないこと」の他にありません。しかし、それはほとんどの場合、失敗してしまいます。

例えば、お皿洗いや洗濯などがまだ終わっていない状況にあったとします。

子どもを寝かしつけなければいけない時間になってしまってもなお、それらが終わっていない時、多くの場合、子どもを寝かしつけた後に、起きあがり、気合を入れ、それらに取りかかります。

しかし、前述のとおり、その多くは失敗に終わり、本来の起床時間の数時間前に目が覚め、バタバタとそれらをこなし、そのままの流れで朝ご飯の準備や仕事の準備に取り掛かることでしょう。

子育てって大変です。

だから、お子さんを持つ多くの親は、寝かしつける前にやるべきことを全て終わらせている、もしくは、パートナーに寝かしつけを任せて、自分がやるべき家事などを分担してやるようにしていると思います。

分担できるって、本当にありがたいことです。一人じゃちょっと無理というか、無理じゃないにしろ、エネルギーを消費し尽くしてしまいます。一人で家事も育児もすると、残されたエネルギーはほぼわずか。

そうなると自分がやりたいことにエネルギーを使えない状況になってしまいます。

幸せに生きていくためには、自分のエネルギーを自分がやりたいことに費やすことが大切です。やりたくないことにエネルギーを費やすのは、ストレスでしかないからです。

けれども、「やりたくないこと」にも関わらず「やらなくてはならないこと」があります。

「やりたくないこと」にも関わらず「やらなければならないこと」、多くの人にとって、それは家事です。炊事、洗濯、部屋掃除。ストレスにはならないにしろ、大変ですよね。だから、我が家ではなるべく分担しています。

でも、子どもの寝かしつけについては分担しておらず、妻と僕、2人で2人の子どもを寝かしつけています。その理由は3つあります。

寝かしつけを行う3つの理由

まず最初の理由は、僕と妻の2人で寝かしつけると、子どもが安心して寝ることができるからです。どちらかが居ないと、子どもは何故居ないのかを聞いてきます。場合によっては、そのことで泣き出してしまう時もあります。

人生の3分の1は睡眠だと言われていますが、その3分の1は幸せな時間でありたいし、子どもたちにとっては、安心できる幸せな時間であって欲しいと思っています。

次に2つ目の理由は、2人で寝かしつけた方が、結果的に早く眠ってくれて、2人の自由時間が増えるからです。1つ目の理由と繋がりますが、安心した方が早く寝ます。上手くいけば、9時過ぎには寝てくれます。

そうすると、そこからが2人の自由時間となり、自分たちの睡眠時間を削らなくとも、好きなことができます。つまりこれで、「子どもに安心を与えること」、「子どもの睡眠時間の確保」、「親の自由時間の確保」ができます。まさにwin-win-winです。

最後の理由は、自分たちが幸せを感じるからです。こどもは寝る前に、安心して色んなことを話してくれます。今日幼稚園であったこと、明日楽しみにしていることなどです。

日々、寝かしつけていると、子どもたちの成長にも気づくことが出来ます。語彙が増えたり、複雑な感情を表現しようとしたり、それらを感じながら、寝ついていく時間は、とても幸せな時間です。

しかし、これ、大きなリスクを孕んでいます。それは、冒頭に書いた、寝過ごす、ということです。どうしたら、寝過ごさないように、寝かしつけができるのか。今後、考察していきます。

次回をお楽しみに。



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