おぞましいくらい長い料理名
おぞましいと聞くとゴーリーの絵本が思い浮かぶ一席。
これは、なんと無しにこさえてみたら美味しかった一品です。
塩麹と明太子なんて摂取量間違えたら痛風になるんじゃないかと思うけど、適量ならサラダにのせたり、酒の肴なんかにゃぁ最高だ!
まさに、塩麹と明太子のぶつかり稽古状態。
「アボガド」「明太子」「塩麹」「オリーブオイル」をご用意ください。
アボガドが切れて、スプーンで混ぜることができる方ならできてしまいます。
材料(アボガド1個分)
塩麹 :明太子
0.5〜1 : 1
●今回の分量●
・アボガド 1個
・塩麹:明太子 スプーン0.5:1
エビ入れても、パクチーに入れてもよし。ニンニクすりおろしてもいいですね。
作り方
1、痛風にならないくらいの濃さ
塩分と塩分のぶつかり稽古みたいになるので、明太子メインに塩麹で調整していくイメージです。結構塩麹が強いので、合わせるときは少しずつ塩麹を足していくのがオススメ。
見た目のやんわりとした色合いとは異なり、割と鋭い味がするはず(食虫植物みたいだっ)!
2、アボガドをカット
今回はさいの目に切っていますが、スライスしてディップにして食べるのもいいかもしれないです。
3、和えます
アボガドとタルタルをぎゃぎゃっと混ぜ合わせます。
4、小洒落た感じにいきたいあなた!
オリーブオイルをちょろっとかけて、ブラックペッパーをひと振りすれば、あらお洒落っ。
以上。
今日のツボ
・明太子と塩麹は塩味のぶつかり稽古
・見た目に惑わされるべからず
・お好きな大きさに切って和えれば完成
・小洒落てオリーブオイルとペッパーかけても◎
(今日の小噺)
「おぞましい」というワードを聞くとエドワード・ゴーリーの「おぞましい二人」という絵本を思い出す。
ゴーリーのブラックユーモアと柴田元幸さんの翻訳がフィーバーしているそんな絵本。
先日、これでもかとコレクトしていたゴーリーの絵本を、ついに手放すことを決意いたしましてね。(はぁ辛い…)
おぞましい二人もさよならです。
華々しい鼻血の一節に感銘を受けましてそれだけご紹介して、おひらきにいたしましょう。
「わいせつに、わがみを、さらす」
顔面パンチくらったみたいに、クラクラした。
今でも忘れられない22歳、秋晴れの出来事でした。
お後がよろしいようで。
食べたいものをつくる人 高橋 拝。