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【無条件の愛とは?】

【無条件の愛とは?】

無条件の愛とは何でしょう?

これについて、

『無条件の愛 キリスト意識を鏡として』(著者 ポール・フェリーニ 訳者 井辻朱美 ナチュラルスピリット)

の中に、こう書いてあります。

「イエスを自分の心の外部の独立した存在と考えると、
大切な点を見失う。

イエスが話しかけるのは、
あなたの心の中においてだからである。

イエスはもっとも親しい友として、
ときには言葉で、
しばしば言葉を超えて、
あなたに語りかける。

イエスとの交流、
霊的交わりは、
その教えを実践するためには欠かすことのできぬ部分だ。

ただしイエスは、“キリストの心” の中で特権的な地位や場所を占めているのではない、
ということをはっきりさせておきたい。

クリシュナ、
ブッダ、
モーゼ、
老子、
その他もろもろの聖人が意識体として、
そこで、というかもっと正確にいえばここで、イエスに合流している。

ブッダやクリシュナと話すほうが落ちつけるというなら、
どうかそうしてほしい。

イエスは気を悪くなさらないだろうと思う。

いや、むしろ喜ばれるはずだ。

あなたは、
非―分離というイエスの教えに従っているわけだから。

われわれはみな、
この “キリストの心”(ブッダの心でも、ブラフマンでも、聖霊でもなんでもよいが)と交流し、
交わりをもっている。

それはわれわれがみな “神の心” とひとつになっているからだ。

もしそうでなければ、
われわれの経験はまったく暗黒のものとなり、
回復の希望さえ見いだせないだろう。

各人は、
自分の無意識の闇を照らす小さな火花をもっている。

それは神とのつながりを保たせている聖なる意識の火花だ。

この火花はわれわれを、
各自の伝統の中の聖なる教師とも結びつけ、
兄弟姉妹の中にある聖性とも結びつける。

(中略)

ひとりびとりの中にある火花を見ることさえできれば、
われわれの感じたり経験したりするすべての闇は溶け去り、
いま知っているような世界は消え失せるだろう。

愛がわれわれのハートの中に、
そして兄弟姉妹のハートの中に打ちたてられるからである。

“キリストの心” を体現するいかなる存在であれ、
心とハートの中に愛の王国を打ちたてる以外のことを求めているわけではない。

そもそも、
それこそが唯一無二の目的である。

(中略)

ユダヤ教徒は、
イエスが新しくもたらした信仰を理解し、
受けいれる必要がある。

そしてキリスト教徒は、
イエスの愛と宥しの教えが、
いかに恐怖心と罪悪感によってゆがめられてきたかを理解する必要がある。

無神論者は、
イエスの革命的な平等思想を理解する必要がある。

イエスを拒否するもの、
あるいは台座にのせてまつりあげるものは、
どちらも彼の教えを誤解している。

だからこそ、
だれもがそれを修正しなければならない。

イエスはそれぞれに、
罪悪感を溶かし去り、
恐怖心の中から抜け出す特別のメッセージを伝えてくれる。

イエスはわれわれに、
キリスト教に改宗しなさいとは言わない。

キリスト教というようなものはないからである。

キリスト教といえば、
それは分離の神話になる。

それはキリスト教徒をユダヤ教徒やイスラム教徒や仏教徒から分離する。

イエスがそんな考えを唱道するとお思いだろうか。

とんでもない。

イエスに従うものは、
いかなる分離をも唱道しない。

イエスは、
自分自身をもふくむすべての存在に対して、
愛と宥しを実践した。

ユダヤ教徒、
イスラム教徒、
ヒンズー教徒を兄弟として受け入れた。

人を改宗させようとはせず、
その信仰に深く根をおろすようにさせた。

別の道を選ぶものは、
救済を拒まれるとも信じていなかった。

イエスの真の信奉者は、
神は故郷への多くの道を備えておられると知っているので、
その結果については心配しない。

(中略)

イエス、
クリシュナ、
ブッダ、
そして次元上昇したすべてのマスターは、
たったひとつの祈りをささげれば、
その中でわれわれをとりまいていてくれる。

その祈りは、
われわれのハートの中の火花をおだやかに養い育て、
恐怖心と羞恥の意識から完璧に抜け出すのを助けてくれる。

また経験のなかで窮屈にこりかたまってしまった信念や条件づけを、
聖なる啓示の光で照らしだしてくれるだろう。

なぜなら、
その光はわれわれの中にあるもので、
呼びかければ輝かないわけにはいかないからだ。

キリストの光は、
われわれすべての中にある。

それを、
ともに呼びおこそうではないか。

愛の名において。」(1頁〜7頁)

無条件の愛とは、

神の心。

博愛、人類愛、隣人愛(神の子たるべき同類の者への愛)。

宇宙全体を創り出している根源的な存在であるCreatorの心は愛。

愛こそすべて。

自分も含めて、

人をゆるす心が大事です。

エゴという分離意識から、

ワンネスという統一意識への変容が肝要です。

私たちは神の子。

宇宙意識を海にたとえると、

私たちはさざ波。

すべては一つ。

ワンネスです。

私たちのハートの中に愛の王国を打ちたてましょう❗️

『心安らかに生きる。
ただそれだけを目標にしてもいい。』(ジェラルド・G・ジャンポルスキー)

『主体と客体
愛するものと愛されるもの

それらはふたつではなく
おなじひとつのもの

あなたの与えるもの
そしてあなたの受けとるもの

それはおたがいの
鏡の反映にすぎないのだ』(ポール・フェリーニ)

『汝は神なり 愛と光なり』

(推薦図書)
『無条件の愛 キリスト意識を鏡として』
(著者 ポール・フェリーニ 訳者 井辻朱美 ナチュラルスピリット)
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高原茂
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