【自己紹介】私が綿花栽培を始めた理由と目指すもの
はじめまして! 鷹部(@takbe_region39)です。
私は現在進行形で綿花(コットン)栽培に取り組んでおり、こちらのnoteでは綿花栽培の記録や魅力などを発信していく予定です!
今回は自己紹介も兼ねて、私が綿花栽培に取り組むきっかけや目指すところなどを書いていきます!
私が綿花栽培を取り組み始めたきっかけ
そもそも、私が綿花に興味を持ったきっかけは、『食べない植物ってどんなものがあるんだろう?』と思い始めた2022年頃のことでした。
当時、私は元々、知人を通じて小さな畑を借り、家庭菜園のような形で野菜作りを楽しんでいました。
様々なことを調べながら野菜作りに触れていく中で私が知ったのは、畑で育てる植物でありながら肥料などとして土へすき込まれる緑肥と呼ばれる資材です。
緑肥の多くは畑で育つも収穫されず、そのまま土にすき込むことで、そのあとに栽培する野菜の糧になります。
その存在意義や様々な活用例を知りながら、自分でも緑肥を使ってみたりすると野菜作りをもっと楽しめるようになりました。
その緑肥をきっかけに、『食べない作物』の存在に興味が湧き始めました。
調べていくうちに、工芸作物と括られる作物達の存在を知り、そこで綿花の存在に辿り着きます。
(工芸作物=加工を前提とする作物。そこからカテゴリが分かれるので、食品のゴマなども該当します)
綿花を調べれば調べるほど興味をそそられ、試しに自分で作ってみてもいいのかもしれないと思い、2023年から野菜と並行して栽培を始めます。
スタートした年は市販のタネを購入し、そこから発芽したのはたった数粒ほどでしたが、例年通りの野菜作りと並行しながら綿花の純粋な生育を観察していました。
そして収穫期に入ると、自分の手にはあの白いモフモフとしたワタがあったのです。
なにこれ、めっちゃおもろい。
綿花という植物としての仕組みや、収穫後のワタをどういう風に活かすかなどを考えていると、野菜作りとはまた違う面白さを感じたんですよね。
その体験が背中を後押しし、今年から綿花栽培をメインにしました。
目指すものは他者のモノづくりの為の素材化
ざっくりと綿花栽培に取り組むきっかけを書かせていただきましたが、2024年から栽培面積を増やす上で目標を決めています。
それは『誰かのモノづくりの為の綿花栽培』です。
正直なところ、私は自ら栽培した綿花もといコットンで工芸品を自作したりといったことへの意欲がそこまでありません。
どちらかと言えば『工芸品用の素材作り』に興味があり、コットンという素材にどのような使い道があるのかという部分を追求したい気持ちがあります。
もちろん、自分でも活用法などを考えていきますが、自分の狭い視点だけでなく多くの人に自分の栽培したコットンに触れていただけるほうがより可能性を探せるのかなと思ってます。
その為には素材としてのクオリティも求められてきますし、他者様にコットンに触れていただいたり、素材を使っていただけるような仕組みも考えていかなければいけません。
考えることも山ほどありますが、あくまで趣味の延長として、まずは去年よりもたくさんのコットンを収穫できるよう育てるところからですね!
これからコットンの栽培記録や使い道として考えていること等をこちらのnoteでも更新していきますので、見ていただけると嬉しいです!