MBA必読書50冊を1冊にまとめてみた①:経営戦略(+業績により大きな影響を与えるのは…内部要因?外部要因?)
読書ノート(86日目)
さて、本日からはこちらの本を
紹介していきたいと思います。
本書では、ビジネススクールでMBA修了
する際に必読と言われる50冊を1冊に
要約してまとめて紹介してくれている。
最近の言葉で表現するならば
「ファスト読書」と呼べるビジネス書
大きな章は以下の6つ
①戦略
②顧客とイノベーション
③起業と新規事業
④マーケティング
⑤リーダーシップと組織
⑥人
これらを5回に分けて
簡単ずつでも紹介できればと
思っています。
さて今日は①戦略について
代表的な2冊をさらに要約してみます。
今まで経営戦略論といえば
ハーバードビジネススクールの
ポーター教授の競争戦略論での
ポジショニングの事かなと思っていましたが
ミンツバーグの戦略サファリによると
世の中にある戦略論は10の学派に
分かれているようです。
そして、ポーター教授の競争戦略は
その10学派の1つにすぎないとのこと。
そうなってくると、その10の学派は
何だろう?…と気になり調べてみました。
より詳細を知りたいと思っていたら、
既にnoteで紹介して下さっていました
(勉強させて頂きます!)
このように体系的に並べてみると
経営戦略論の発展の過程を整理できそうです
と…思いましたが、僕自身は学者ではないので
実務で使える戦略論を身に付けたい…
というのが本音なところです。
(ビジネスパーソンの多くの方々も
きっとそうなのではないでしょうか…)
まだまだ消化不良なことも多いですが、
そんな中で興味深い記事を見つけましたので
合わせて紹介させていただきます。
企業業績により大きな影響を与えるのは
外部環境?それとも内部環境?
という素朴な疑問に答えてくれそうです。
ポーター教授のポジショニング派を
外部環境由来に、バーニー教授の
ケイパビリティ派を内部環境由来と
置き換えて考えてみると、
内部環境での差別化の方が
持続的な競争優位性に繋がりやすい
ということなのでしょう。
(ただし、1991年当時の研究なので
今はその割合も変わっているかもですね)
さらに
ハーバードビジネスレビューの記事ですが
この図が特に分かりやすかったです。
ということで、今日は既にご存知だった
方々も多いとは思いますが、
MBAでの必読書から経営戦略論についてを
紹介してみました。
明日は顧客とイノベーションについてを
紹介したいと思います。
それではまた明日ー!😉