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サウナに入る人は仕事が出来る7つの理由

こんにちは!TAKAです。

今回は生活にちょっと役立つ日常の知恵、ライフハックの一つとして「サウナ」をご紹介したいと思います。

サウナって皆さん、どんなイメージでしょうか?

高温でキツイ、身体に悪い、スポ根おじさんが入ってそう?

そんなマイナスなイメージを抱く人もいるかもしれませんが、『仕事が出来る人はサウナに入る』って聞いたらどうでしょうか?

もしくは『サウナに入るから仕事が出来る』としたら?

◎この記事はこちらの本を参考にしています。


脳疲労が取れて集中力がアップ!

脳が疲れた人

仕事のしすぎで集中力が続かない、眠くてまったく仕事にならない。

そんな悩みを抱えた事がある人はいないでしょうか?

サウナはそういった仕事上の悩みを解決してくれます。

脳には大きく2つのネットワークがある

脳にはCEN(セントラル・エグゼクティブ・ネットワーク)とDMN(デフォルト・モード・ネットワーク)の2つのネットワークが存在すると言われています。

CENは、タスクを効率的に行う際に活性化する脳の神経回路です。意図的に注意を向けたり、集中状態のフロー現象が発生しているときにも活動が増加します。

DMNはぼーっとしているときや何にも意識を向けていないときに活性化する脳内のネットワークです。脳内のおよそ60~80%のエネルギーを消費しており、無意識かつ自動的に起こっている現象です。

両者に対称的なのは、脳の燃費

CENが脳内のエネルギーのおよそ5%を消費するのに対して、DMNは約80%と大きな違いがあります。

では、DMNは燃費が悪いし、ぼーっとしているだけなので必要ないのか、というと決してそんな事はありません。

色んな物事をバックグラウンドで同時進行で処理しているために膨大なエネルギーを消費してしまうだけで、脳の機能の中で大事な部分を占めています。

脳疲労を回復させるには脳血流が大事!

サウナ・入浴・エクササイズ(運動)の3つをした時の脳血流の増減を見ていきます。

  • 入浴は脳血流が増加。

  • エクササイズは脳血流が増加。

  • サウナだけ脳血流が減少。

サウナに入ってしばらくは色んな事が頭に浮かんできて物思いにふけったりしますが、じょじょに体内温度が上昇していき、そちらに気をやるようになると意識が身体に集中していきます。

身体に意識が集中すると脳血流が低下して、脳活動のベースラインが下がり始めるのです。

サウナとマインドフルネス

出典:https://youtu.be/s_HNMk3bkYw?si=rPTlc1q5roLU_E-U

サウナの中にいると、上記の図のように、意識がぼーっとする、気づき、意識を戻す、という3つのサイクルを繰り返します。

このように、サウナの中に入るとCENもDMNも両方のネットワークが(一時的に)低下するのです。

さらに、瞑想的なことを行うことでバランスを変えることもできます。

すると、脳疲労がじょじょに癒され、脳の機能がCEN・DMNどちらも回復していくのです。

睡眠の質が上がる!

睡眠

サウナが睡眠の質を上げるというのは具体的にどういった事なのでしょうか。

深部体温が上昇する。

人は、体温が低下するにつれて、眠たくなる仕組みになっています。サウナに入ることで、身体の芯の温度(深部体温)が上昇します。ウェットサウナ(60℃)では、1セット(15分)で0.8℃、ドライサウナ(90℃)では、0.5℃深部体温が上がります。



サウナ後、心身ともに気持ち良くなり眠気が生じるのは、深部体温の上昇が要因です。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000234.000050030.html

自律神経が整う

サウナに入ることで、自律神経が整い眠気につながります。自律神経は「ONにする交感神経系」と、「OFFにする副交感神経系」の2つからできています。仕事終わりは、交感神経系が優位な状態で心身ともに緊張状態にあり、このままでは、深い眠りにつくことができません。

ですが、サウナで「ととのう」ことで、意図的に副交感神経を優位にし、自律神経を整えることができます。「ON」だった自律神経が、「OFF」へと切り替わり、リラックス状態の中で、泥のように眠りにつくことができます。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000234.000050030.html

セロトニン分泌の促進

温冷交代浴(サウナと水風呂に交互に入ること)を行うことで、セロトニンが分泌され寝つきがよくなります。

サウナには、睡眠ホルモンを作る材料である、”セロトニン”という物質を分泌する効果があります。この“セロトニン”が不足するによって、以下のような症状が起きてしまいます。

・不眠

・仕事への意欲の低下

・向上心低下

・イライラ感



これらを「セロトニン欠乏脳」と呼びます。

仕事やプライベートでモヤモヤした際は、セロトニンが低下している可能性があるので、サウナに入り“温冷交代浴”をすることで、改善していきましょう!

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000234.000050030.html

食欲が増す!

野菜たっぷりのカレー

サウナ後に食欲が増すのは、血行が良くなる事で消化器官の活動が活発になる為と言われています。

また、サウナでリラックスすると副交感神経が優位になり食欲が増します。

サウナ後は味覚が敏感になる?

サウナに入った後は味覚が敏感になる為、濃い食事よりもあっさりした食事を食べたくなります。

味覚が敏感になったことで、あっさりした食事の方がより深く味わうことができ、満足感を得られやすいのです。

たとえばラーメンなら濃い味付けの背脂系とんこつラーメンよりも、あっさりした魚介系の鯛ラーメン。

カレーだったら激辛カレーよりも、ちょうど良い辛さの野菜たっぷりのカレーの方を食べたくなります。

サウナは身体に悪いって言う人いますが、よりあっさりした味付けの食事を欲するようになることで、逆に健康になっていくというのが正解です。

肩こり・腰痛・眼精疲労がやわらぐ

肩こり

長時間のデスクワークで肩が凝ったり、同じ姿勢でいつもいるから腰痛に悩まされたり、パソコンのモニターの見過ぎで眼精疲労になったり。

ビジネスパーソンは脳疲労だけでなく、いろんな症状を抱えています。

しかしだからこそ、身体をコンディショニングする事はとても大事。

サウナは脳のコンディショニングだけではなく、実は身体のコンディショニングにも役立つのです。

実際にサウナに入って「疲労が取れた」と実感することがあります。

その理由は温熱効果によって凝り固まった筋肉がやわらぎ、血流が増加すること。

ただし、肩凝りや腰痛には効果的ですが、日本に多いドライサウナの場合、目が乾くため、眼精疲労にはあまり効果的ではないようです。

もし、眼精疲労を取りたい場合はなるべくミストサウナや、湿度が比較的たかいロウリュのあるフィンランド式のサウナに入りましょう。

ホルモンバランス改善

幸せな気分

サウナに入ると、オキシトシン、コルチゾール、アドレナリン、ノルアドレナリン、β-エンドルフィン、セロトニン、テストステロン、甲状腺ホルモンなどのホルモンが分泌されます。

気を付けたいのは興奮作用のあるアドレナリン中毒ですが、過剰に高温のサウナに長く入るとか、過剰に冷たい水風呂に入るとかしない限りは大丈夫です。

幸せホルモン

サウナに入ると①幸せホルモンであるオキシトシンが分泌され、幸福感を得られます。

オキシトシンにはストレスを緩和する作用があり、深い安心感が得られます。

ストレスホルモン

人はストレスが溜まると、副腎皮質ホルモンのコルチゾールの血中濃度が高まることが知られています。反対にリラックスしてストレスが解消されるとコルチゾールの濃度が低くなるとされています。コルチゾールの濃度が高い期間が持続すると様々な疾病リスクが増加するとの報告があります。

https://www.aska-pharma.co.jp/media_men/column/stress-sauna/

ストレスを日頃抱えている人、つまりコルチゾール濃度が高い人ほどサウナでととのいやすいと言われています。

それはコルチゾール濃度が高い状態の人ほど、サウナ→水風呂→外気浴の1サイクルした後、著しくコルチゾール濃度が低い状態になることで深いととのいが得られやすいからです。

興奮ホルモン

サウナ依存症という言葉があります。

サウナによって交感神経が活性化すると、心身を興奮状態に導くアドレナリンが分泌されます。
アドレナリンは一時的なものなので、たくさん消費してなくなると再生産されます。

その原材料になるのが脳の快楽物質として知られており、依存を産むドーパミンです。

ドーパミンが過剰に作られるようになると、ドーパミンの効きが悪くなり、より多くのドーパミンが分泌されないと快楽を得られなくなります。

サウナ依存症になる一番の原因は、短絡的に過度の快楽を求めること。

これさえしなければ大丈夫です。

幸せホルモン②

サウナに入ると幸せホルモンであるセロトニンが分泌されます。

セロトニンは、精神の安定やリラックスを促すホルモンであり、夜になると睡眠ホルモンであるメラトニンに変わります。

サウナでセロトニンが増加することで、結果として眠くなるのです。 サウナ後に強い眠気を感じるのは、このセロトニンの増加が大きく関係しています。 サウナは自律神経にも良い影響を与えます。

男性ホルモン

サウナに入ると男性ホルモンであるテストステロンが増加することがあります。

テストステロンは性欲や勃起機能を支えるホルモンで、その増加がEDの改善につながる可能性があります。

テストステロンは筋力トレーニングや日光浴でも増加すると言われています。

男性は40歳を過ぎると更年期に入りますが、更年期障害のひとつにテストステロンの低下が上げられます。

サウナ浴や筋力トレーニングでテストステロンの増加を促すことで意欲の低下、イライラ、勃起不全などが解消され、より健康的で有意義な生活を送ることが出来ます。

免疫力が上がる

免疫

サウナには免疫力を高める効果があると言われています。サウナで体温が上昇することで、免疫細胞が活性化したり、免疫タンパク質の産生が増加したりするからです。

【サウナで免疫力が上がる仕組み】

  • 体温が上昇すると、免疫細胞が活性化される

  • ヒートショックプロテイン(HSP)という免疫細胞を修復するタンパク質が増加する

  • 抗炎症効果を引き起こし、慢性的な炎症の軽減が期待される

  • 特定の免疫タンパク質の産生が増加し、体内の防御機能が向上する

【サウナの免疫力向上の効果】

  • 風邪やインフルエンザなどの感染症予防につながると考えられている

  • 鼻詰まりなどの症状を緩和する効果に期待できる

  • 回復期にはサウナによるリラクゼーション効果も大きく、回復を後押しすることができる

メンタルヘルス向上

メンタルヘルス

サウナには、ストレスの軽減や気分の改善、自律神経のバランス調整など、メンタルヘルスに良い効果が期待できます。

【サウナのメンタルヘルスへの効果の仕組み

  • 高温の空気で中枢神経が興奮し、身体機能が調整できるようになる

  • 副交感神経が優位になり、心も体もリラックスモードとなる

  • 温度変化が刺激となり、自律神経バランスを整える

  • サウナ後のクールダウンと休憩によって、ストレスの軽減や精神的なリフレッシュが得られる

ホルモン分泌の項でも書いているとおり、メンタルヘルスの改善にサウナは大変効果的です。

ある研究結果によるとサウナに週1回入る人と比べてサウナに週4~7回入る人は78%うつ病にかかるリスクが低いとされています。

ぼくの実感によると、サウナで脳疲労が回復し、ホルモンバランスが整うことで脳の活動が著しく改善し、より意欲的に生活する事が出来るようになります。

また、軽度の精神疾患を抱えている人もサウナによって大幅なメンタルヘルス改善に繋がる可能性があります。

まとめ

【サウナに入る人は仕事が出来る7つの理由】

  1. 脳疲労が取れて集中力がアップする。

  2. 睡眠の質が上がる。

  3. 食欲増進。

  4. 肩凝り・腰痛・眼精疲労がやわらぐ。

  5. ホルモンバランスが改善。

  6. 免疫力が上がる。

  7. メンタルヘルス向上。

以上です。

サウナには常連客が必ずいて、その人たちの話がうるさくて嫌な思いをした人もいると思います。

しかし、サウナにはそういった負の側面以上の正の側面が大きいことは、この記事に書いた通りです。

ぜひ、そういった人たちが少ない場所、時間帯を狙ってサウナを楽しんでみてください。

必ず本当にサウナが好きな人たちが集まって黙浴が暗黙のルールになっているサウナが見つかります。

また、サウナに入り続けることでイライラや不安感が解消し、そういった嫌な事があまり気にならなくなります。

サウナの効能には先に挙げた7つ以上のものがある事はサウナに10年以上入り続けている僕が保証します。

ここまで読んで頂いて本当にありがとうございます。

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ではまたnoteの他の記事でお会いしましょう!

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