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ロボット劇作家のログ

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尾崎太祐が書いた日記をまとめたマガジンです。エッセイにもならなかったような雑多なものや、読んでくださっている方へのお知らせも入っています。
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記事一覧

「肩書き」と「肩の荷」についての考察と日記

気づけばもう5月もおしまい。 誕生日のお祝いにもお返事ができないまま、毎日がものすごい速度で過ぎ去っていきます。 2024年5月15日で、32歳になりました。 自分の「肩書き」を外すということさて、肩書きの話です。 最近「ロボット劇作家」という肩書を、自分から外しました。 といっても、ロボットや演劇が嫌いになったり、「ロボット演劇」という分野を諦めたりしたわけではありません。 僕の好きな作品『さよなら絶望先生』から言葉遊びを引用しますが…… 僕のロボット劇作家という「

stand.fmでひとり『劇作家のボクが、脚本には書かない話』はじめました。

こんにちは、尾崎です。 今日から不定期で、こんなことをはじめました。stand.fmです。 もちろん書くことはやめないけれど、脚本やnoteやSNSには書けない、書かない、書くまでもない話を、オブラート薄めで気楽にしゃべります。 初回は自己紹介と、スタエフを始めるに至った経緯、そしてなぜかM-1グランプリの話です。 今しゃべれることを全部出しちゃった気がしますが、次はなにしゃべるんだろう…… ともあれ、note共々、長い目でよろしくお願いします。

ChatGPTで脚本作ったら、劇作家から転職したくなりました。

こんにちは。ロボット劇作家の尾崎です。 私は「ロボット演劇」という、一風変わった演劇をつくり、上演しています。 人間の俳優・女優と、実在のロボットが、同じ舞台の上で「役者」として共演する舞台芸術です。 そして、ここ数日、対話型AI「ChatGPT」が大きな注目を集めています。 そこで「ロボット劇作家」を自称し、誰よりもテクノロジー×アートの可能性に賭けている私が、ChatGPTでロボット演劇の生成を試してみました。 以下、その実験結果(画像やツイートも含むまとめ)です。

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Adobe Premiere Pro 2022でショート動画を作る手順+感動&苦労した話

ショート動画(短尺動画)が流行って久しいですね。 今さらながら、YouTube Short向けの動画制作に、事実上初めて取り組みました。 この記事では、動画作成にあたり経験したことをまとめておきます。 ショート動画の作成手順をまとめつつ、Adobe Premiere Proの仕様の壁にぶち当たった話なども書いておきます。備忘録です。 ※2022年4月時点の情報です。 完成した動画さて、今回作成したのは、ソニーから発表されたAIロボット poiq(ポイック) を紹介する動画

体験型の演劇『ガラクタ姫とアポストロフ』にPepperと参加します

こんにちは、ロボット劇作家の尾崎です。 作品制作に関するお知らせです。 数年ぶりにPepperとともに、長編演劇作品に携わることになりました。 劇団物語研究所さんからお誘いを受け、近年ずっと関心を寄せてきた体験型演劇にチャレンジです! 今回、私は「ロボット操演」の立場から関わります。 原作は、sasakure.UKさんによる楽曲。 ボーカロイド・初音ミクが歌う「ガラクタ姫とアポストロフ」。 人間とそうでないもの(機械)との関係性や、その間に生まれる感情を描いた、おとぎ話

「ショートショートnote」で発想力と瞬発力を鍛えたい……!

最近、気づけばボツネタがたくさん。ロボット劇作家の尾崎です。 「noteで小説が書けるゲーム」といえばこれ。 『ショートショートnote』を手に入れました! noteの回し者ではないのですが、面白かったので布教する記事です。 『ショートショートnote』と出会った。「ショートショートnote」は200枚の単語カードが中心となる構成。 シャッフルして2枚を引き、そこに書かれた二語を組み合わせて新しい言葉を作り、物語を展開させます。 引いたカードが「タイムスリップ」「鏡」だっ

「辞める」と告げた一年前の自分へ

誕生日や記念日じゃなくても、思い出すような「印象的な日」。 あなたにはあるだろうか。 僕には、ある。いくつか。 そのうちの一つが、会社を辞めたいと上司に告げた日のこと。 2020年6月9日。 今年度の目標設定について、朝から上司と面談をすることになっていた。 そこで退職を切り出した。 「9月いっぱいで、退職させてください」 あの頃の自分は限界だったな、と思う。 当時つけていた日記には、自分自身に追い込まれる様子が残っていた。 日記ってのは便利だ。書いた時の感情も克明に

✒️先日の記事、多くの方に読んでいただいているようで……ありがとうございます! スキやコメントやフォロー、うれしいです。届かない……とボヤいた記事が、こんな届き方をするとは。すべて拝見しています。 お返事や次の記事はしっかりと数日内に。少しの間だけ、お待ちくださいね。

0時半、ゆっくりな電車。

0時半。 今夜はなんだか全てにおいてやる気が無くなってしまい、窓の外をぼんやりと眺めている。 我が家――といっても、一人暮らしのワンルーム――は、少しだけ高台にある。 前に住んでいた家は、下町の低層階、北向きという状況で、あまりにもジメジメしていた。 だから、次に引っ越すときは絶対に真逆の条件の家に引っ越してやろうと思っていたのだ。 だいたい、在宅勤務続きなのに、日差しも入らない、古びて無駄にだだっ広い場所に独り残されて、いったいどうしろというのだ。 あの家に越した頃の自

書けなかった劇作家は、突然note毎日投稿をやめました。

こんにちは。劇作家の尾崎です。 タイトルの通りですが、noteの毎日投稿をやめました! noteに今日も投稿されている方々への応援として、あるいは僕の記事を定期的に読んでくださっている方に向けて、その理由をご説明します。 ネガティブな理由ではないので、よかったら読んでみてくださいね。 やめた理由「飽きたから」「疲れたから」とかではありません。 強いて理由を挙げるとすれば、「こなすことが目的になってきていたから」です。 当初の話は、上記の記事にもありますが…… 毎日投稿

「第1回 T Crossroad 短編戯曲祭」に劇作家として参加します。

こんにちは。劇作家の尾崎です。 2月に参加する「T Crossroad短編戯曲祭」のお知らせです。 T Crossroad短編戯曲祭 とは…… 40周年を迎えた、劇作家カンパニー・ティーファクトリーの新たな試み 同時代、同テーマで書き下ろされる、全国津々浦々の劇作家の新作を紹介 劇作家たちの交差点、 戯曲のもとに出会うキャスト・スタッフたちの交差点になることを願って。 第1回のテーマ <2020年の世界>のもとに書き下ろされた 現在を描く新作短編戯曲 26作品を上演します。

【日記】いつもありがとうございます

こんばんは。尾崎です。 相変わらずスランプな日々ですが、ここにきて過去記事に"スキ"をくださる方がいたり、フォローをくださる方がいて、ありがとうございます。 ホントに、ほんとうに、あなたのリアクションがモチベーションになっています。 どうやらロボットの話に興味を示してくださる方が多いようで、この先の投稿はロボットのハナシを中心にしようかなと思ったり。 そうは言いながらも、好きなものを書いていくだけなんですけどね。 3連休明けくらいから頑張ります。もう少しだけ待っててください

書けない劇作家が、60日間noteを書いてたら、スランプに陥っている話

こんばんは、尾崎です。 毎日投稿61日目。ただいま23:45です。 最近、ネタがない……というわけではないんですが、迷走しています。 こんな時期にこそ、書けること、書きたいこと、読みたいものってなんだ? そんなことばかり考えてしまいます。 意識しすぎて、なにも書けないんじゃないか、面白くないんじゃないかという疑心暗鬼状態に。 2ヶ月前。 毎日投稿を始めた頃は、吹っ切れたようにエッセイを書いていました。 次第に「ああ、書けるじゃん」と自信を取り戻してきたのはいいのですが、気

【お知らせ】オンラインイベントは中止になりました。

先日、上記の記事でお知らせした、作家ユニット・トライライターズのオンラインイベントですが、中止することにしました。 このタイミングで「昨今の情勢を鑑み」という言葉を使わなければいけないことが、とても悔しいというか、不甲斐ないです。考えが甘かった。 しかし、視聴者はオンライン参加・出演者は現地に集合というスタイルで作る企画だったため、「やめよう」という決定をしました。 もちろん、今後、違う企画や別の機会にしっかり仕切り直すつもりです。 トライライターズの仲間(サカイリさん・