『 フレデリック 』 芸術家は何をしているのか?
『 フレデリック 』
ちょっと かわった のねずみの はなし
レオ=レオニ / 作
谷川俊太郎 / 訳
野ネズミ 5匹のお話。
仲間たちは冬に備えて懸命に働くも
フレデリックは、(一見)ぼんやりしていて働かない。
とうとう長い冬がきて、食料が尽きた頃、
フレデリックが集めた光(美しい言葉 / イメージ)により
仲間同士争いにもならず飢えと寒さをしのげた
・・というお話。
*
芸術家は、日頃から美しいもの、新しい " 何か " を集めているけれど
その行為は、外からはわからない。
一見 働いていないフレデリックを暖かく受け入れている
他の野ネズミたちも素敵だし
恥ずかしながらも自分の使命をはたした
フレデリックも素晴らしい。
私が一番好きな絵本です。
作者のレオ・レオニは、他に『平行植物』という
架空の植物を描いた奇書もあり、想像力の翼を羽ばたかせてくれます。
上の画像は、『 平行植物 』 と 私が作っている ウロボロスのリング 。
( しれっと宣伝w )
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富永 大士(タイシ)
京都を拠点に、絵を描いたり、アクセサリーを作って 生活しています
https://www.instagram.com/taishi_tominaga/ (日々のアレコレ)
https://www.creema.jp/c/aura_loco/item/onsale (アクセサリー)
この note では、画家 である私自身の体験を通して
「 観たこと / 感じたこと / 考えたこと 」を投稿していけたら、
と思っています。
どうぞよろしくお願いします。
タイシ 於 京都 6/23 , 2020
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