マガジンのカバー画像

僕は親子であり、PTであり、人間である

8
あくまでも今現在に軸足を置きながら、過去の経験や未来への期待や不安などについて、自分自身の、あるいは他者の感情を纏わせながら綴ります。 小難しい発信はまたいつの日か。書きたいと…
運営しているクリエイター

#思い出

塩おにぎりと沢庵づけ

塩おにぎりと沢庵づけ

 これまで食べたものの中で最も美味しいと感じたものは何か?と問われると、実は答えるのが難しいという問題に直面している。

いや、実は直面はしていない。

 これは食べ物に限った話ではなくて、何かしらの一番を決める場合、最も好きなものは何か?とか最も美しいと思うものは何か?とか、そんなことを問われると、その選択肢が多ければ多いほど、一番を決めることってとても難しくなる。

 でも、何か一つ、「一番美

もっとみる
バレンタイン・デーの思い出

バレンタイン・デーの思い出

僕は33歳になる。

正確にはあと1ヶ月先に33歳になるので、今は32歳。どうでもいい。

 バレンタインデーという行事(?)から遠ざかってしばらく経つが、なんと今年はいただけました。小学生になる娘からチョコレートの袋詰めを。娘にもらったチョコレート。大事にゆっくり食べたいけれど、早く食べろと急かされ急かされ、急いで食べている。なぜ、そんなに急かすのか。

 さて、バレンタインデーというと、今でこ

もっとみる
ぷよぷよは友情を深める

ぷよぷよは友情を深める

皆さんは、「ぷよぷよ」というゲームをご存知だろうか。
多くの読者がご存知だろう。と思う。

現在では、インターネットに接続し、顔も知らない誰かと対戦し楽しむことができるが、スーパーファミコンでぷよぷよをしていた頃は、インターネットに接続できるわけもなく、テレビの前に友人と2人で座り、コードのついたコントローラーを両手に握りしめて対戦をしていた。

ぷよぷよというのは、発売された年代にもよると思うが

もっとみる
生まれた場所と幼い日の思い出

生まれた場所と幼い日の思い出

 僕は理学療法士である以前に1人の人間であるので、当然生まれた場所と幼少期からの思い出がある。それ自体とても恵まれている。感謝しかない。
 僕が生まれ育った家は小さな半島にあり、山と海しかない小さな集落。小さな保育園・小学校・中学校があり、中学校を卒業するまでその半島から1人で出て行くことなど、ほとんどなかった。半島から出るときは親に連れられ、車で買い物に出かける時やなんかの大会とかくらいだった。

もっとみる