【デラさん】うつ病で20代全部詰んでたボクが回復するまでにやったこと【読書感想文】
この本は「 どん底から少しずつ元気になれる方法 」を教えてくれる本です。
うつ病から回復するまでの過程
レスト期間
リハビリ期間
思考のトライ&エラー期間
レスト期間というのは、メンタルがどん底まで落ちきってうつ病真っ只中の状態の期間になります。
このどん底期間にあれこれ頑張って行動をすると著者のようにうつ病を何度もこじらせるようになってしまいます。
そのため、この期間でやれることは寝て、回復する以外はありません。
リハビリ期間というのは、なんとかどん底を脱して、じっくり休ませた心身を徐々に現実世界にならしていく期間になります。
思考のトライ&エラー期間では、心身が回復している状態になります。
ここでの大事なことは、考え方や生き方をかえるということです。
うつ病前の自分に戻ろうとしない
うつ病前の自分に戻りたいという焦りが一番、うつ病から脱するときの足かせになるからです。
大事なのは「前の自分に戻ろう」とするのではなく、「新しい自分を作ろうとすること」です。
ヒーローから降りて村人として生きる
多くの人は無意識のうちにヒーローみたいになりたくて、背伸びしたり、我慢したり、頑張ったりしています。
だが、頑張ったからといって誰もがヒーローになれるわけではありません。
だから「別にかっこよくなくていいじゃん、しょぼいなりに楽しい人生にしよう」という感じで、自分への期待値を下げて生きるということです。
無理に自分を操作せずに自然体で生きる
うつ病になる人というのは、自分を抑制して言いたいことを言えない、ポイズン状態になってしまっているわけです。
だから、うつ病から脱するにはまず自分の感情に素直になることが大事になります。
愚痴や心の中のモヤモヤをアウトプットする
うつ病から回復するには自然体で生きることが大事になります。
なかなか「嫌い」とか「うざい」などドロドロした醜い気持ちには人の目もあって表現するのが難しいです。
自分でブツブツいいながら考えていること、思ったことを独り言でいうといいわけです。
個人的には日記でもいいわけです。SNSの非公開アカウントでもいいわけです。