意識が低くても成長できる!?僕が24年かけて見つけた「最強で最弱な成長戦略」。
まえがき
今回は「とても意識が低い人」と「とても意識が高い人」に向けて、「もっと人生をラクに」したり、あるいは「もっと成長して人生を加速させ」たりするコツについて、まとめてみた。ラクしたい人や、成長したい人におすすめ。
とにかくリサーチしろ
戦略において最も重要であり、かつ、最初にすべきことは「徹底的なリサーチ」である。
情報がないと、なにも考えられない。それは「将棋盤の上の駒の配置を知らないまま次の一手を考える」ようなものだ。それがたとえどれだけ優れた名手であっても、何も情報がなければ優れた一手を指せるはずがない。藤井聡太も、まずはリサーチする。あたりまえ体操。
リサーチというのは、「なにが出来るか」を知ることである。そしてそれは「なにが出来ないか」を知ることでもある。
出来ないことを「考えることリスト」から外し、出来ることを「コスト、短期的パフォーマンス、長期的パフォーマンス」などの観点から優先順位をつけていく。それがリサーチ。すごいやつは、みんなリサーチしてる。リサーチしてへんの、お前だけ。
さらに言ってしまえば、リサーチの結果がすべてである。だって、優先順位が出るんだから。それはAI棋士が「ほぼ100%勝ちに最も近づく一手」を指すことと同じだ。いちばん大事なことを、いちばんやったやつが勝つ。それが勝負。シンプルなおはなし。
なにをリサーチするのか?
「リサーチがすべてである」んだけど、これはシンプルなだけでまったく簡単な話ではない。リサーチするにも、資源は有限だ。AIみたいに「100億あるパターンをすべて考える」なんてことをしてたら、脳がショートしてリンゴをバナナと言うようになってしまう。では、どうすればいいのか?
(読者提供:絶対にいらない図解)
とにかく人間は、「まず限定して、リサーチする」ことが大切だ。リサーチするけど、まずは幅を決める。「どこに限定するか」がリサーチのすべてである。
「大学生が考える、お洒落なファッションとは何か?」をリサーチしようと思ったら、まずは青山学院に行き、そして次に東京理科大に行けばいい。すべての大学をリサーチしないこと。これがリサーチの鉄則である。
そして、今回は僕なりに「どこをリサーチするべきか?」について語っていくことにする。
「ラクに生きていくには?それでいて、かつ、成長するには?」。この「痩せるラーメンが食べたい」レベルの阿呆な要望に、24年目の答えを出していく。24年も考えたことがたった698円なので、ここからも実質無料!課金しろ!
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ここ掘れ!わんわん
「どこに限定して、リサーチするべきか?」という問いの答えは、ずばり「ゼロコスト資源について」である。
ゼロコスト資源とは何かというと、それは「なぜか石油が沸く」とか「なぜか銀が出てくる」とか「海に囲まれてて攻めてくる奴いない」とかだ。つまり、地の利である。
地の利を活かせ!
地の利を追いかけるのが、初期の戦略である。それは小さな群れでも、国家でも、そして個人でも同じことが言える。とにかく最初は使えるものが少ない。だから、「いまそこにあるもの」を最大限利用するしかない。もっと言えば、それを最も上手くやる他に、戦略はない!
個人において、この「地の利」とはなにか?それが「ゼロコスト資源」である。最もそれっぽいものを挙げるなら、「なぞの理由で実家が金持ち」とか、「実家が東京にあるので労働者になっても家賃がかからない」とか、そういうのがある。これは「石油が湧く」みたいなシンプルに強いカードで、これを引いた人の戦略は「ちゃんと石油を湧かせて、ちゃんと売る」に尽きる。実際、世界はそうなってる。
けれども、だからといって「石油王、ズルい!萎えた!もうやめる!」とコントローラーを投げてしまっては、せっかく買ったゲームも台無しになる。ゲームというのは、そこそこのカードを片手に、さらに強いカードを追い求める楽しさもあるのだ。「オレツェー」をやるだけがゲームではないし、それは人生も同じことだ。
さて、それでは「そこそこのカード」、つまり「石油ではない、ゼロコスト資源」を使って、人生を攻略するにはどうすれば良いのか?ここが本題である。
やっぱりリサーチ!ヒントは生産量
兎にも角にもリサーチである。この鉄則は忘れてはいけない。どんな遊びをするにしろ、リサーチは重要かつ、本体なのだ。とにかくリサーチ。されど、限定することを忘れるな。
どこに限定するか?それはゼロコスト資源である。けれども、「すげえゼロコスト資源」は、リサーチなんてしなくても自明なことだ。実家が太いやつはずっと実家が太い。知ってる。石油王は生誕即石油王だ。そんなの知ってる。どうでもいい。
大切なのは「カスレア」をもう一度見直してみることだ。カスレアとは、「レアリティは高いけど、実際そんなに使い所はないと評価されている、手持ちのカード」のことである。円周率100ケタ言える、とか、甲子園に出た事ある、とか、オナラの音を完全に消せるとか、マイナースポーツでオリンピック出てる、とかだ。すべてカスレア。無限に湧いてくるゴミ。
こういうカスレアそのものが役に立つケースは殆どないと言っていい。円周率100ケタ言えてもモテないし、甲子園に出場できてもメシは食えない。オナラの音を消すのはちょっと役に立つが、オナラの音を消せるだけだ。オナラ消音オリンピックをつくるしかない。オリンピックは200キロ出せるので楽しい。楽しいから良い。
オナラのせいで脱線したけれど、つまり「カスレアの価値」とは、カスレアにない。そうではなく、その源泉に着目すべきなのだ。そのために、まずは無限に湧いている物に着目せよ!ヒントは生産量だ。
オナラはどこからやってきた?
カスレアはなんの役に立つか?それは「どこからカスレアは生まれたのか?」を考古学的にリサーチするための化石としてである。
そこに何かある。ということは、そこには「何かを生む何か」があるのだ。それこそが「ゼロコスト資源」の本質である。リサーチするなら、ここ掘れ!わんわん。
「じぶんがついやってしまうこと」は何か?オナラの音を消えることになったのは、じぶんの持つどういった性質からか?配慮か?鍛錬そのものの楽しさか?鍛錬から得られる結果への愉悦か?それとも?
いまあるカスレアを見つめてみる。そして、それを生み出したじぶんの「クセ」を見つける。これが「どこを限定して、リサーチするか」の答えである。とにかく、意味のないものでいい。石油なんか出ないだろう。他人の石油を恨む暇があるなら、自身のオナラを見つめ直せ。最初は何も得られないかもしれない。けれども、「じぶんを知る」という資産は、超長期的にレバレッジが効く不動産である。精神的年利は、そのへんのビルよりもずっと高い。なにが出来るか?なにが出来ないのか?そして、なにを欲するか?。それらを知った人間だけが、豊かになれるのである。
ゼロコスト資源を知ること。カスレアをもう一度掘り返して、効果をしっかり読むこと。それが上手く使えないか考え直してみること。そして、それが出来なくとも、「そのカスレアを手に入れるまでの軌跡」を追って、考えること。じぶんは「なにを無意識にやって生きてきた」のか?そして、「これからなにを無意識にやらせて生きていけばいい」のか?この問いに答えを出し続けること。これがぼくの「24年の答え」である。
P.S. ちなみに、ぼくは「そのへんに落ちているゴミ」をついつい観察してしまう性質があって、最近はそのゴミを記録して残すために20万円のゴミ専用カメラで写真を撮ったりしているのだけど、そこから僕は「ゼロコストが好きなんだなぁ」と知ったし、ゴミの写真からゴミポエムを抽出して、なぞに月3桁万円くらい沸かせてるよ!
「ゼロコスト資源のヒント」がたくさん落ちているスラムがあります。会員限定で入れるので、ぜひどうぞ。
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