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「幸せ」か、「不幸」か。二元論と四元論~和尚さんの言葉より

うめこさんのこの記事を拝見して…
ふと、以前見た記事を思い出しました。

東京にある、密蔵院というお寺のご住職である、名取芳彦ほうげんさんの文章です。

名取芳彦さんといえば、超絶わかりやすい「般若心経の本」を、たくさん執筆されています。
私も、何冊か読みました。

さて、名取芳彦さんはこちらの記事で、

お金持ちは幸せである。
貧乏は不幸である。
という二つしかない見方を二元論といいます。
ともすると私たちは二元論ばかりでものごとを見ようとしていまいます。
しかし、これに、
お金持ちで不幸な人もいる。
貧乏でも幸せな人もいる。
という見方が加わると、四つの見方になるので四元論になります。

こう書かれています。

名取芳彦さんの記事を読んだのは、もう何年も前のことですが…
この文章は、今もしばしば思い出します。

つまり。

だから幸せだ

だから不幸だ

だけど不幸だ

だけど幸せだ

「だから」と「だけど」
言葉としては些細な違いですが、大きな違いです。

「だけど、幸せだ」と思えることによって、人生はもっと豊かになると思うのです。

私はお金持ちではありません。
夫から給料袋を受け取ったこともありません。
(もっとも、生活費は折半してますが)

仕事をすれどもすれども、時給は上がらず。
外の仕事なので、夏は暑く冬は寒い。

だけど。

夫の見た目は「萌え」でしかないので、幸せです。
給料が上がらなくとも、職場で「萌え」を感じることができるので、幸せです。

(書いていてバカバカしくなりました)

まぁつまり。
「だけど、幸せ」の部分が重要だな、と思うのです。

***

密蔵院のHPは、ほかにも様々なコンテンツがあります。
非常にわかりやすい、仏教の解説であったり。
ご住職が描かれた「くすっ」と笑えるお地蔵さんのイラストであったり。

今回ご紹介した記事が含まれるコンテンツ「…なんだそうだ、般若心経」は、すらすら読める「生きるための指針」になっています。

仏教に興味がない方が見ても、おそらく面白いと思います。

おそらく、日本一有名であると思われるお経「般若心経」について、というか…
般若心経をベースに、「楽になる生き方」が書かれた記事です。

おススメです。

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中岡 はじめ
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