【日記】伊達じゃないνガンダム
機会に恵まれ、福岡にある実物大νガンダムの展示を見ることができた。
…まさに威容である。
先日、↓お台場の実物大ユニコーンガンダム↓を見たばかりなのだが。
やはり実物大ガンダム、何度見ても感動が湧き上がってくる。
個人的には自然豊かな風景とかより、こういうデッカい人工物みたいなモノに心震えるタチなのだ。
せっかく九州まで来たのだから、全体を舐め回すように楽しませて頂こう。
まず目に入るのは、巨体を支える逞しい脚部だ。
ふぉぉぉぉぉ…!!
スラスターの造形、装甲の一枚一枚が凄まじいリアリティを醸し出している。
さらに脚部で注目してほしいのが接地面、ブーツの部分である。
つま先から踵までのラインの途中に、人体でいう土踏まずのような造形がある。
ここをよく見ると…
足裏のバーニアがチラ見えしてるぅぅぅぅぅ!!!
これはユニコーンにはなかった造形だ。
こうして見比べると、地面と平行に全てのコーションマークが貼られているνガンダムに対してユニコーンのそれは斜めのものが多い。
装甲の向きがモードチェンジによって移動するユニコーンの特殊性が感じられて実にいい…
コーションマークに書かれている内容も詳しく見てみよう。
ご覧の通り、ブーツにある注意書きは全く同じ文章であることがわかる。
メタ的に考えればデカール(?)を流用しただけなのだろうが、νガンダムとユニコーンガンダムが共にアナハイム・エレクトロニクス社によって開発された (しかも時期的にもわずか3年の開きしかない) という設定を考えると、同じ部品やマニュアルを流用していても全く不思議ではない…
世界観の広がり、感じるぅ…
脚だけでだいぶ興奮してしまったが、ちゃんと他の部分も見ていこう。
νガンダムが展示されているららぽーと福岡の立体駐車場からこんな感じの写真が撮れる。
(一応注意しておくが、当然車の出入りが激しい場所なので撮影の際は十分注意してもらいたい。唯坂はちゃんと安全な位置から撮らせてもらいました)
背中に装備されているのはこの立像のために新規に設定された『ロングレンジ・フィン・ファンネル』である。
逆襲のシャア本編の白黒からトリコロールカラーに変更されたνガンダム本体に合わせた、カラフルなデザインになっている。
欲を言えば、ユニコーン立像にもこういう新要素入れてほしかったな。
翼の造形、シャープでカッコいいですねぇ…
素晴らしい実在感。
ディテールが細かいのなんの。
何のためのパーツなのかはさっぱりわからないが、なんだか『こういうモンなんだ』という説得力がすごい。
これだけ寄りで見てもチープさがないのはスゴいな。
何それ~~~!!!
めちゃくちゃワクワクする…!!
本体とファンネルの接続部。
あ~…
ソコがレールみたくなっててグルっと動きそうですねぇ~~(恍惚)
プラモデルだと簡単なジョイントとして処理されてしまうような箇所なので、こうして実物を確認できるのは本当にうれしい…
さてこのνガンダム、定期的に動くパフォーマンスが行われる。
コレがマジで必見。
直立していたνガンダムが空を見上げ、右手を高く掲げるという演出なのだが、
この時注目すべきは『肩』である。
通常時の肩がこの状態で…
あ…
ああ…
あああ…!!!
肩の構造、そうなってんの~~!?!?!?
ガンプラやってると肩の装甲って肩関節をぐるりと覆うひとかたまりのパーツだと思いがちだが、コレを見ると装甲が上と下で分かれていて、下部の装甲だけが関節の動きについていく形になっている…!!
めちゃくちゃ新鮮な解釈だ…!!
この後、まんまと立像を再現したEGνガンダム買って帰った。
あとトロハチとドラケンEも買っちゃった…久々の大散財だ。
今更ながらこうして細部を見てると、さすがに予算的に諦めたRGの方買っといたら良かったか…?なんて気持ちがよぎらんでもない。
皆さんも九州を訪れる際にはぜひ。
ガンダムに興味ない人も、巨大ロボットの実物を見れる機会なんてそうそうないので一度は来てほしいね。絶対テンション上がるから。
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