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重賞展望マガジン

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◎本命馬とした根拠、全馬券対象馬、買い方を綴ってます。まる乗り歓迎。
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2020年9月の記事一覧

【神戸新聞杯】2、3着争いに長けた騎手の嗜み。

【神戸新聞杯】2、3着争いに長けた騎手の嗜み。

コントレイルのような強い馬に挑む時の心得とは?

「強い馬より短い距離を走らせること」

何の会話だよと思うかもしれませんが、こちらは騎手の思考回路であり戦術を言語化したまで。

オリンピックのトラック競技を想像いただければイメージしやすいと思いますが、仮にボルト選手が一番大外のコースをひた走り、次点の選手が最内のコースを走るとする条件で400m勝負したら、まぁ最内の選手が勝ちますよねという話です

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【セントライト記念】過去の追い切りパターンから導き出した揺るぎない本命馬◎ガロアクリーク。

【セントライト記念】過去の追い切りパターンから導き出した揺るぎない本命馬◎ガロアクリーク。

昨年は日本ダービーで大逃げに打って出たリオンリオンが再び主戦・横典に戻り後の菊花賞2着馬サトノルークスに2馬身差の完勝劇を演じたセントライト記念。

3着に上がり馬のザダルが食い込んだとはいえ、日本ダービー組強しの印象を与えたレース結果といえる。

そのリオンリオン、最終追い切りは栗東坂路コースを単走馬なり、かつ外ラチ一杯の進路をひた走り5F67.3→3F39.7→1F12.5といったラップ構成で

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【セントウルS】阪神→中京で調整内容ガラリ一変。

【セントウルS】阪神→中京で調整内容ガラリ一変。

毎週欠かさずにチェックしているJRAレーシングビュアーの追い切り映像。

改めてセントウルSの調教VTRを見返すと、7歳馬のセイウンコウセイが3歳馬のガロアクリーク相手にメンチ切ってブイブイいわせていた。

ご存知の方も多いと思うが、ガロアクリークは今週のスプリングS優勝馬で皐月賞3着の実力馬。

これまで調教パートナーを務めていたウインガナドルから高松宮記念優勝実績を持つセイウンコウセイの胸を借

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【京成杯AH】サマーマイルシリーズの存在意義。

【京成杯AH】サマーマイルシリーズの存在意義。

今日の紫苑Sは悶絶だったー。

2着したパラスアテナ抜けで馬連13,320円取りこぼしたのは詰めが甘いと言わざるを得ない。

3着のシーズンズギフト、4着のマジックキャッスルとこの辺りとはそう着差もないのだけれど、10人気という妙味を踏まえれば、パラスアテナは押えておいて損のない1頭・・・。

1人気スカイグルーヴ、2人気ウインマイティーともに馬券対象外としていた分、なおさら豊さん上手いなーと皮肉

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【紫苑S】秋華賞を本気で狙えるレベルの馬。

【紫苑S】秋華賞を本気で狙えるレベルの馬。

皆さん、ごきげんよう。

今週は週中にジンギスカンを食してきました。

ハイボールとの相性もさることながら、赤ワインとのコンビネーションたるや、白米とラム肉のそれに匹敵するだけのものがありますな。

まじで泥酔する5秒前にオーダーストップし無事九死に一生を得た次第です。

中二日で迎えた本日は近所のイタリアンでランチ♪

ただ、ここはオーダーしくじりました。

大好物メニューのカルボナーラはいいと

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【新潟記念】ワーケアVS一流トレーナーの意地。

【新潟記念】ワーケアVS一流トレーナーの意地。

本日行われる新潟記念。

週明けのnoteでも触れた通り、いくら快晴のもと行われるレースとはいえ、トラックバイアスが何よりも重要になることは間違いない。

また、巷で噂されるワーケアと2018年の覇者ブラストワンピースを引き合いにした3歳優位シナリオだが、メンバーを見比べれば分かるとおり、2018年はブラストさんどうぞ勝ってくださいといわんばかりのメンバー構成。

ましてや、今週の最終追い切りにし

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【小倉2歳S】札幌2歳S◎ユーバーレーベン本命の根拠は緒戦の内容にあり。

【小倉2歳S】札幌2歳S◎ユーバーレーベン本命の根拠は緒戦の内容にあり。

皆さん、ごきげんよう。

本日の土曜競馬は、勝負レースで単勝2本。

札幌2歳Sは、マイネル軍団の4頭から最終的に◎ユーバーレーベン1頭に絞り込み、複勝1点的中とトータル3本の的中馬券が炸裂~!

配当面では小倉7R◎バルトロメウの単勝が3.7倍と、最も返しは大きかったわけですが、札幌2歳Sの◎ユーバーレーベンに辿り着くまでの考察は、いかにも私らしい描写といえ、価格相応にお楽しみいただけたのではな

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新潟記念/札幌2歳S/小倉2歳Sを予想する上で絶対に忘れてはいけない条件。

新潟記念/札幌2歳S/小倉2歳Sを予想する上で絶対に忘れてはいけない条件。

皆さんごきげんよう。

週末に偏りがちだったこのnoteの更新も、来週からはじまる中山・中京のいわゆる秋競馬開幕に向けて、読者の方によりわたしの競馬を見る視点であったり考え方をお伝えする機会を増やしていくつもりです。

夏競馬に興味がないわけではないのですが、そこはJRAサイドも春と秋のシーズンにGI競走を集中させているとおり、最高峰であり大目標とするレースに向けて各陣営がどう仕上げてくるのか、使

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