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会社の”入りどき”の見極め方とキャディの”入りどき”

転職を考えてる人にとっては、業界、業務内容、待遇などなど、色々見極めながら会社選びをすると思います。
最近面接とか友達の転職話とか聞いていて、意外と皆さん考えが抜けがちだなと思うのは、会社にとっての”入りどき”。

おそらくこれ30代中旬以降になると、大体はいはい、言わんとしてることはわかるよ。なるほどなるほどとなる。

が、今回は転職経験もあまりない方に向けて届けたいなと。幸運にも、私は前職のdelyも、CADDiもいい感じの”入りどき”に入れてたのではと思ってます。

delyは広告営業の部隊が立ち上がってまさにこれから競合の会社に追いつくぞというフェーズで、追いつくところまで経験しました。

CADDiはまさに新規事業の立ち上げでまさに本腰いれるぞ!ってときに入って、BtoBマーケのほとんどのチャネルを経験しました。


この”入りどき”ってのは、

  • 会社が急激に成長しているもしくは成長が鈍化して転換が迫られている

  • 個人が求めるものが実現されやすい環境である

っていうふうに捉えてます。会社から必要とされるし、そこで自分が求めているものも手に入るという環境。これ最高ですよね。

とはいえ絶対的なものはなく、主観に依存する部分はあるのですが、会社のフェーズ次第では、もうどう考えても成長するし、いい経験しか出来ないだろ!って時はあります。

怒られそうなので、個別名避けるのと今がダメってことではないのだけ留意しつつ、下記の会社とかはそうだったんじゃないかなと。

  • 上場前後のフリマアプリさん:とにかく優秀な人が集まってるイメージあったし事業もめちゃくちゃ伸びてたし、そこにいたっていうだけですごく評価されやすいみたいな時があった。

  • 少し前のゲーム会社さん:初任給1,000万、エンジニアじゃなくても。みたいな時があって、優秀な人が集まってる雰囲気があって、業界全体が伸びてた。


あくまでも主観というか個々人で求めるものに依存するが、主観で”入りどき”だと思える企業があればそれを選ぶのがきっと、いい選択にはなるのだろうなと。


キャディのマーケティング部署の”入りどき”っていつだろ?

はい、これ結論から言うと今なんです!っていう話をするので、はいわかったと言う人は下記から応募してください。

このタイミングでリンククリックしてくれた人、素直すぎて、大好きです。最高です。ランチ奢りたいです。

いやいや、待て待てと。そんなこと言われても分りません。もうちょっと詳しく教えてくれる?という方に向けて、これまでのCADDi Drawer のマーケティングの変遷を振り返りながら、紹介したいと思います。

事業の流れは上長である山田さんのnoteを読んでください!
今回は事業の変遷というよりも、雰囲気を重視して伝えたいと思います。

マーケ部門の立ち上げ前の時代:2022/11~


上長の山田さんと私の2名。新規事業の調子がどうやら良さそうだから、マーケ施策に関しても投資するからとにかく色々やってくれという時代。大体のことが仕組み化されておらず、

内田:「この施策って過去どうやってました?」

と聞くと、

山田:「僕がMK一人でやれてたことなんてしれてるので、今までやってきたことよりもググってベスプラ探してそれやっていきましょう。(あんまり聞かないで、ベスプラ調べてそれに沿ってやっといてよ)」

というストロングなスタイルで、あれよあれよと、いろんなPJTに参加したり、CADDi Drawerを商品として扱いたいという会社さんにサービスの紹介をしたりと、選択と集中というよりかは、とにかくDO。まずDO。いいからDO。という感じでした。

どうですか、入りたいと思いますか?



マーケ立ち上げ時代:2023/3~ 

大手代理店出身者と、新卒で経企やってましたという優秀な若手が入ってきました。そしてコーポレート広報も事業サイドに注力する形で、一挙5名に。ようやくチームっぽい感じになってきたと思いますよね。それでも、MK経験者は私含めて3人で、若手1人、広報1人。

で3人それぞれ、展示会とか、ウェビナーとか、大型のイベントを自社で開催するなど大きめのチャネルを持ってて、なかなかに忙しく、若手を支援するというよりかは、
「3人で前走ってるからさ〜頑張ってついてきてよ、ついてきてくれるとわかるのよ!」
と言わんばかりの、専門用語多めで、会議でも3人でフリーでディスカッションしてやること決めていくスタイル。

どうですか、入りたいと思いますか?


マーケとIS一緒にやりまっしょい時代:2023/7~

MK側のリード獲得はKPIは達成している、でも事業成長は計画どおりはなかなかいっていない。そうなるとやっぱりリード獲得から受注に至るまでの工程に課題があるはずだということになり、MKとISの連携を強化の意味を込めて一つのチームとして動き出すことに。ISがMK組織に入ってきた形で統合されました。

MKとしてやることは増えているがで順調にKPIは達成し成長はしていってる状態でした。
が、IS側は今までのやり方じゃダメだ!前のQで評価されてたことは一旦忘れよう!0からスタートだ!と言わんばかりの方向転換を決められたので、なかなかに緊張感の漂う雰囲気があったように思います。

MKにも他部署から人が数名異動してきてくれたのもあり、組織が膨らみ、いままでの阿吽の呼吸ができなくなりつつあり、組織の拡大に合わせて仕組み化と、ノウハウ共有とボトムアップの仕組みを作り始めている状態でした。

どうですか、入りたいと思いますか?ちょっと楽しそうなときですよね!でもまだまだ。


MKの成果なんだっけ時代:2023/9~


MKはThe model型の組織だと、最上流に存在して言うなれば一番成果に遠いところにある。当然事業成果に繋がるところで改善で力点が働きやすいのは、CVに近い、FS、ISが優先となり、ここに会社としてフォーカスしていきます。

MKとしてもリード獲得の観点での成果の改善は死守しつつも、CVR改善にまで手を広げようと、コンテンツの開発、オフラインイベントの実施、カンファレンスの実行など進めていきます。施策としての一定の成果はあげつつも、受注に直結する仕組みではなかったり、効果計測の仕組みを構築するほどのリソースがなかったり、アクション先行で進めてしまったがゆえに、事業成果との連動性みたいなところがみえないという。

日々やることは格段に増えて忙しいが、事業への貢献が分からず、なかなかに厳しい時代でした。期初目標を設定した体制から人員の異動などで計画から人員マイナスする四半期もあり、人は減るが目標は変わらんというのはベンチャーあるあるで、かなり忙しいが、何やってるかわからんなぁっていう感じでした。

私自身もビズリーチを見る頻度がちょっと高くなってたような、そうでもないような気がする時代でした。

どうですか、入りたいと思いますか?


マーケめちゃめちゃ大事だし、伸び代しかなくね?時代!:2024/7~

ここから少しずつ流れが変わりはじめてきます。IS側がとにかくうちは強いので、役職者のアポイントをいただけるようになります。

そうなってくると、ISが安定してきたことによって事業成果のボトルネックは上流に遡りはじめます。MK側に伸び代があるのでは?という空気に全社的になってきます。それまでのMKは、何とかかんとかやっているものの、MKの経験者が少なくやる気と根性で着実に皆成長してはいる。

でもここに、経験者の割合を増やせればもっと加速度的に成長出来るのでは?となってきます。

私もめちゃくちゃ感じていたところで、複数のチームを横断してKPIの管理をしていた時代に、もっとそれぞれのチームに入り込んで支援をする必要があると感じながらも、シンプルにリソースが足りずどれも中途半端になるということが起きていました。ひとえに自分の力不足を痛感する毎日で、眠れない日もあったり、定例のMTGが怖いなと思うときもあったり、同じチームの皆に成果をだしてもらえず、悔しい時代でした。

理想はイメージできていてやり方も見えているが、自分が代わりにやると短期的にしか成果にならないから、考え方とかやり方を伝えて人にやってもらいたい・・・。

といういわゆるマネージャーっぽい課題を、複数のチームで人のMKの知識レベルも変われば、それぞれ課題のレイヤーが異なるという複雑性があり、まさにそれに翻弄されるという凡人ぶりを披露していました。

ここに優秀なMgr陣が入れば全部解決する。


ってとこで、一気にMgrクラスの採用が成功しはじめベテラン勢が一気に入社してくれました。

前職でスーパーな活躍をしていたMK経験者が入っていただき、それぞれの施策がみるみる進化を進めるという。僕の手から離れ、爆速で進化していくMKの施策を見ているのは学びしかありません!

ですが、今あるのは優秀な人たちが入ったことで、

  • いやいやこれもっと出来ることいっぱいあるじゃん!もっと成果出せるよ!

  • この仕組みすごいけど、こうしたらもっと使えるよね!

  • 泥臭い積み上げは今からもっと投資しておけば、来年びっくりする成果になりそうよね!

みたいな、施策のレベル上がったことによる新規の課題がどんどん出てきています。皆マネジメント経験も豊富な方ばかりなのもあり、ここ自分がやるのもそうだけど、MKの経験を積みたい人といっしょにやっていくことで持続性とか再現性を高めたいよね!というフェーズが今なんです!


どうですか、入りたいと思いませんか?


間違いなくDrawerのマーケティングは今が”入りどき”!


カオスに皆で飛び込む図

これからのことは未知数でまだまだ分かりませんが、過去と比較すると今が間違いなく一番いい”入りどき”です。今後は組織としても、企業の規模として拡大していくキャディは、このあとに規模が大きくなった後に業務の型が決まってくる。それは成功パターンが確立していくことによる、組織としての正解が多く見えてくるから。

その時に入ってくるより、今優秀なMgr陣が入ってきてくれていることが示してるように、このカオスが溢れている今のほうが圧倒的に面白いはず。


今までは前哨戦なんです。もがき苦しみながらなんとか努力と根性でここまでやってきました。みなさんの入るまでの下ごしらえは、私がやっておきました。

グローバルでビジネスを広げていく世界戦は今まさにこれから。

カオスの中で優秀な人達がカオスと向き合いながら一つ一つの課題を爆速で解いていくこのフェーズ。カオスに溢れながらも、そのカオスの解き方がぼんやりと見え始めているこの段階。

キャディがグローバルにビジネスを展開することは、
キャディのミッションである、

”モノづくり産業のポテンシャルを解放する”

の達成への道でもありつつ、
日本初のSaaSがグローバルの市場を取れることの証明への挑戦でもあります。

そんな挑戦が出来る環境が他にもあると思いますか・・・?


といいつつ、なんかワクワクはするが、明確になにがしたいか見えていない・・・とか、特に10年後どうなっていたいかわからん。という人。
安心してください。みんなそんなものです。やっていくなかでしか見えないものがいっぱいあります。

そんな自分のキャリアが見えていない人にとってはぴったりです。

カオスに飛び込むことは、やりたいことが見つからない人にとっては自分の求める世界が見つかるとも言います。

主観が見つからなければカオスに身を置け
予測できない環境の中で理不尽に思えることに直面したときにこそ、自分が何を求めているのかについての認識が深まり、初めて理想とする世界を決めることができます。

高橋祥子 著 「ビジネスと人生の「見え方」が一変する 生命科学的思考」 P115より


さあ、カオスに飛び込んで自分を捉えて、自分を変えて、事業を成長させることで、世の中を変えていきましょう!


私の好きな吉田松陰の言葉で締めます!

諸君、狂いたまえ


ご興味持ってくれたかたは、ぜひ下からご応募を!

また、何かご意見いただける際はぜひ直接ご連絡してください〜。
気軽にお話しましょう〜!

tadanobu_uchida@caddi.jp

https://www.facebook.com/tadanobu.uchida


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