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只見線のあるまちにて2021/05/04

今日も只見線を追いかけに会津美里町のほうまで行こうかと思いましたが、友人のカメラの写真が印刷できないトラブルに見舞われて、メーカーに問い合わせていたら、なんとなく今日はもう疲れたなと思ってしまい、近場の七日町駅でいいやとなってしまったのです。

いつもの場所が4時半で終わり、いつもと違う方向に行くことを周囲に伝えつつ、自転車を七日町駅方面へと走らせます。

今月に入って会津若松市はコロナの拡大がみられ、鶴ヶ城の桜まつりも中止になってしまいましたが、七日町には観光客とおぼしき人がぽつりぽつり。

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七日町駅を撮るときにはホームで撮ることもあるのですが、ホームの横にある側道から撮ることもあります。その側道に行くための小道には、自転車の通行すら阻むようにポールが建てられています。多分、お相撲さんだったらきついんじゃないかなと思うぐらいの幅になっています。

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そんなポールをよけつつ先に進むと、向こうからウォーキングとおぼしき女性がやってきました。入り口と同様(どっちが入り口で、どっちが出口かわかりませんが)ポールが建っているのを通り抜けて入ってきたのです。ポールを通り抜けている写真が欲しいと思ったのですが、後ろ姿で我慢我慢。

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ちょっとばかり遠回りをして側道に出ると、駅のホームには学生とおぼしき人影がポツンとありました。これから下りの只見線が来るので、それに乗るのだと思われます。平日だと3つ4つほどあるベンチに高校生が一人づつ座っている光景が見られるのですが、今日は祝日のせいか一人だけでした。

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そんなホームのほうを撮っていると、何か白い物体が脇を通り過ぎました。猫だ、即座に反応してパシャパシャ撮ります。こっちを向いてくれないかな、そう思いながら撮っていたのですが、向いてくれることはありませんでした。その恰好は、いかにも野良猫らしい風貌をしていました。

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あ~あ、猫行っちゃったと思っていると、カンカンカンと警報機の音が聞こえてきます。その瞬間何を思ったのか猫は線路を渡り始めたのです。大声で急かせようとも思ったのですが、線路上で止まる様子もなかったので、そのままにしていたのですが、渡りきるころには只見線がやって来たのです。

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そんな猫のアクシデントを見た後で写真を撮るのは、なんとなくばつの悪いものでした。さっきホームにいた学生さんは、どうやらこの下りの只見線に乗るようです。自分は誰彼かまわず今猫が線路を横切ったんだよと話しかけたい気持ちになっていたのですが、側道から大声を出して伝えることでもなし、自分の心の中に収めておくことにしたのです。

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次の上りの只見線はホームから撮ろうと思い、あの狭いポールを通り抜けて駅前へと戻ってきました。記録として駅の正面を撮ろうとしたのですが、また今日も望遠ズームを着けていました。交換する時間もないようだったので、また今日も望遠ズームの広角側で撮るのでした。

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ホームから撮るには望遠ズームでは、ちょっとばかり端のほうへ歩いて行かないといけません。今日は猫のアクシデントで持ちっきりだなと思っていたら、さっき踏切で撮り損ねたベビーカーと幼児を連れた家族がやってきました。別段只見線に乗るでもなく、赤ん坊と幼児に列車を見せたかったというような様子で、ほのぼのした感じで今日の撮影をおえることができました。

明日はGW最終日ですが雨降りの様子。コロナの拡大も怖いしで、結局のところ昔の写真を引っ張り出してくることになりそうです。早く収まってくれることを祈りつつ、今日は寝ることにします。

それではまた。

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