只見線のあるまちにて2021/12/10
はい、今日は天気予報通り晴れました。
今日は会津美里町に用事があったので、その合間をぬって写真を撮ってきました。
今日は前説は短くすませて、さっそく本文に入りたいと思います。
それでは、いつも通り生暖かく見てやってください。
・農サイド(2021/12/10)
今日は午後から会津美里町に用事があったので、昼頃に起きて自転車に乗れば間に合うと思い朝方眠りについたのですが、3時間ほどで起きてしまい、仕方なく早めに家を出て会津美里町に向かったのです。とりあえずは駅から行ってみるかと思い、会津高田駅へと向かってみたのです。
会津高田駅に行った後は、いつもの通り伊佐須美神社に参拝に行ったのです。平日だったのですが鳥居前の駐車場には3,4台の自動車が停まっていて、ここには自転車は置けないなと思い、少しばかり気にしながら鳥居の脇の方へと停めたのですが、良かったのやら悪かったのやらわからないのです。
伊佐須美神社は10年前位に火事で本殿が焼けてしまって、今は仮の本殿が立っているのですが、名のある神社にしては少しばかりみすぼらしいと言ったら失礼なのですが、質素な感じがするのです。自分の前のカップルがお賽銭を用意したようなのですが、僕はと言えば小銭を持っていなかったのです。
そんなお賽銭を持っていなかった僕にも、神社のお札などを売っている人が「お兄さん、よろしければ」と誘ってきます。もう、部分入れ歯になる年なのだからお兄さんではないのですが、少しばかり気を良くした僕の目の前を白猫が通り過ぎていき、これはいいことがありそうだと思ったのです。
伊佐須美神社の道路をはさんで向かい側にある、あやめ苑には、人っ子一人いなかったのですが、池の中には鯉が泳いでいたり、亀が甲羅干しをしていたりと忙しいのです。それに今日は今までの季節ならいなかったような気がする鴨までゆったりと泳いでいて、少しばかり自分もゆっくりしたのです。
そんな鴨を見た後、自転車を停めた場所へと戻ろうとすると、売店の看板に目が行ったのです。鯉と亀は見たことあったけど、鴨なんて今日が初めて見たような気がするし、白鳥なんかこんな小さな池に来るだろうかと思ってしまい、池の鴨じゃなくて僕が「かも」になるかもしれないと思ったのです。
伊佐須美神社を後にして、いつもの後庵の踏切へと向かうことにします。それにしてはちょっとばかり伊佐須美神社でゆっくりしすぎたなと、少しばかり只見線の時刻が気になったのですが、柿の木の背後に磐梯山が見える光景に出会ってしまった僕は、ちょっとくらい大丈夫だろうと思ったのです。
柿の木と磐梯山を撮った後、僕は道路の脇にある地吹雪防止柵というのかはわかりませんが、道路伝いに設置されている柵を写真に撮ったのです。このあたりは民家もない田んぼの真ん中だから、冬場には風が吹いて地吹雪が起こりやすいのだろうなと思うと、柵も季語の一つになると思ったのです。
伊佐須美神社のあやめ苑にあった売店の看板に、白鳥の餌が売っていたのを思い出すようなシーンに遭遇したのです。一羽だけの白鳥が田んぼの中にいたのですが、こちらの気配に気づくと飛んで逃げようとするのです。自分も負けじとファインダで追いかけるのですが、白鳥のほうが速いのです。
いつも通り、後庵の踏切に着くとスマホでいつもの曲をかけます。何回リピートしたかで時間がだいたいわかるのですが、時間になっても只見線が来ないのです。おかしいな、駅に電話して聞いてみようかと思ったそのとき、カメラを構えていた反対側から只見線がやってきて僕は驚いたのです。
そう言えばいつも、この時間帯の只見線を撮る時は、上りと下りを間違えて覚えていることに、なかなか気づけない僕がいて、今日もすんでのところで只見線を撮り逃がすところだったのです。でも、今日は気づくのが早かったので飯豊山をバックに走る只見線の写真を撮ることが出来たのです。
夏の間は毎日のように通った後庵の踏切も、冬になった今ではなかなか来る気にならないのです。そのせいか、せっかく撮りに来た今日はいっぱい撮ってやるぞと思って、いつもの「ふくしまの米」をバックに撮ることにしたのですが、残念なことに重機か何かが広告を遮っていたのです。
後庵の踏切を撮り終えると、僕は会津本郷駅へと向かうことにしたのです。線路わきの農道を走って行ったほうが早く駅に着くのですが、今日は真正面から撮りたいと思い遠回りをしたのです。駅へ通じる道へ入ると予想していた通り、柿の木と雪の被った飯豊山がいい味を出していたのです。
会津本郷駅で、いつものようにホームの端から端へと歩いてみます。今日はこんな写真を撮るぞと想像しながら歩くのです。そう言えば、あの三角の山をバックに写真を撮ってないことに気づいた僕は、上りの只見線はそういう写真を撮ることにしたのですが、縦方向で撮らないといけなかったのです。
会津本郷駅へ到着した只見線からは案の定、降りる客も乗る客もいなかったのです。そんなことなど気にしないように車掌さんが、しっかりと確認作業をしています。この只見線もあと少しで終点に着くのだから、何もトラブルもなく走ってくれよと祈りながら、車掌さんの写真を撮ったのです。
今日はここまでです。
久しぶりの只見線との再会は、上りと下りを間違えるという、なんとも初歩的なミスをしてしまい、かなり焦ったのです。
それだけ、昼間の只見線は撮っていないということが、わかってしまったのです。
会津本郷駅で写真を撮り終えた後、用事が終わり、夕方の只見線は撮れないか悩んだのですが、4時過ぎで空は暗いので無理だったのです。
昔だったら手振れも被写体ブレも気にせず、ガンガンISO感度を上げて撮っていた記憶があるのですが、最近は無茶はしないのです。
それにしても、只見線の不通区間が来年復旧するらしいことを何かで読んで、これは撮りに行かなくてはと思ったのですが、どうなることやら。
今日は久しぶりに只見線を撮ったので疲れました。
きりがいいのでこのへんで終わりにしたいと思います。
それではまた。
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