只見線のあるまちにて2010春vol.4

さすがに毎日のように只見線を追いかけていると疲れがが出てくることもあります。そんなときはちょっとばかり踏切の近くなんかで休んで、面白いものがこないか待ってみることもあります。下りの只見線がさっきこの踏切を通って行ったということは、会津坂下駅ですれ違いをして上りの只見線がほどなく通過するはずです。それまでは暇だなあと思いながらカメラのプレビューなどを見ていると僅かに人の気配がします。また、鍬を背負ったおじさんの自転車か！！と撮る気まんまんになるのですが、どうやら地元の中学生のようです。きちんと踏切で一時停止するのを見送りながらシャッターを切るのです。

今日はもう帰ろうと思ってとりあえず高田駅まで戻ってきます。そんな自分の目に入ってきたものは・・・

2年前にもあった燕の巣が三角屋根の下にあったのです。でも、よく見てみると既に雛は巣立った後で空き家のようです。来年も戻って来いよ、そう願いながらまたシャッターを切るのです。

高田駅に来ると自分の順番的には伊佐須美神社に行きたくなるのですが、その途中にあるのが大沼高校です。学校の前には何とか部全国優勝などの華々しい報告が飾ってあります。自分の高校は勉強は教えてくれたけど、部活動はどうだったかなと思い返してみると、全国優勝するほど強い部活はなかったように思えます。そんな中、駅前の一角にひと花添えてくれるのが家庭クラブの世話している花壇です。今年は花が咲いていたなあとか、今年はどうしたんだろうかという年もあります。今年はどんな花が咲いているのか今から楽しみにしているのです。