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只見線のあるまちにて2010春vol.2

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いつもどおり、いつもの通りを高田橋方面へと向かって自転車を走らせます。高田橋を渡ると自由に写真が撮れるのですが、会津若松市内ではちょっとばかり気が引けてしまいます。「高田橋渡る」なんて言葉を使ってしまうと、どこからともなく「自転車に乗って~ベルを鳴らし♪」なんてフレーズが口をついて出てしまいますが(真心ブラザーズのカバーで知った高田渡の名曲「自転車に乗って」ですが)、跨線橋を渡ろうとペダルにも力が入ります。ふと下の線路を見てみると保線区さんが作業をしている様子。しばらくぼ~っと眺めてみます。自分の周囲を通り過ぎるのは後ろの自動車だけで、以前まさにその踏切で警察官に職務質問されたようなこともないだろうと、飽きるまで眺めてみます。

そういえば跨線橋の下が只見線と会津線の分岐点になります。今自分が眺めているのは会津線のほうで、理由なんかすごく簡単なことで、只見線は本数が少ないので走ってる時間も覚えているからです。会津線のほうならもしかしたら列車が通るかもしれない、そんなすごく単純な理由で会津線を待ち伏せすることにしてみました。さすがにちょっとばかり長居しすぎたかなと思い始めた頃やってきたのは、ベビーカーを押しながら子供と歩いてきたお母さん。これはチャンスとばかりに望遠レンズをつけていたことに感謝しながらシャッターを押し、何事もなかったのようにその場を後にするのでした。

※キハ8500とキハ40の入線ランデブー写真に興味を持って入ってきてくれた人すみません。自分は鉄道のことはあまり知りません。ただ名鉄から譲渡された会津線のキハ8500は2両編成にしてはジュースの自販機もついていて豪華で好きでした。キハ40はその緑色のカラーリングが好きで追いかけることになったまでです。それでもよかったらこれからも見ていただければ幸いです。

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