只見線のあるまちにて2021/07/20
はい、今日は天気予報通り暑かったのと、午後から雨が降るとのことでしたが、雷だけ鳴って会津若松市内は雨が降りませんでした。なんだか携帯の天気予報通知に振り回されたような一日でした。
結局、午後4時ごろ激しい雨が降るという通知に急かされるように家に帰ったのですが、雷が鳴るだけで雨は降らずじまい。これなら写真撮りに出かけられたかもと思っても、後の祭りでした。
残念ながら今日も昔の写真を引っ張り出してきました。どんどんストックがなくなっていきます。来年はできるのか、かなり心配です。ということで2018年と2020年の7月20日から写真を引っ張り出してきました。
いつも通り生暖かく見てやってください。
・農サイド(2020/07/20)
いつも通り、いつものところが4時半に閉所した後、自転車を本郷方面へと走らせます。今日は途中急いだせいか、いつもより早く着きそうなので、撮ろう撮ろうと思っていて、結局引き延ばしていた前方踏切ありの古いバージョンの看板を撮影することにしました。僕には価値がわからないのですが、欲しい人には欲しいものみたいなのが、ちょっとばかり気になるのです。
今日は7月20日。明日から学校は夏休みです。この小学生の集団登校の集合場所も今日で一旦お休みになります。建物の前には花の咲いたプランターが置いてあり、おそらくご近所の方が面倒を見てくださっていると思うのですが、小学生がお休みの間にも手入れは欠かせません。ご苦労様ですと心の中で思いながら、本郷駅へと向かうのです。
本郷駅へ着く前に遠巻きから望遠レンズで駅舎を撮ったのですが、あっと気づいた時には、中のお客さんに気づかないで撮ってしまいました。こちらからは暗くて見えないのですが、駅舎の中からはこちらが見えます。とりあえず駅舎を撮ってるんですという感じで、頭を軽く下げて、駅舎には寄らずに次の場所へ向かうのでした。
この間、蛇を自転車で踏んだあぜ道を今日も走ります。今日は現れないでくれよと祈りながら自転車を走らせていると、目の前に軽トラが現れました。軽トラは伸び放題の草を踏みつけるというか、埋もれていくかのように進んでいきます。自分も後をついて行くのですが、砂利道とは違う大変さがあるのでした。
今日の一番目の只見線は、いつもと違う場所で撮ることにしました。後ろにはうっすらと飯豊山が見えるのですが、試しに撮ってみたところ本当にうっすらと写っているだけで山の形を知らない人にはわからないくらいです。でも遠くから只見線の警笛が聞こえてきました。仕方ないここでいいやと思いながらカメラの準備をしたのでした。
今日は早く本郷に着いたので、只見線を撮るところがいつもとは違うことになりました。いつもならこの時間は後庵の踏切は撮らないのですが、今日は後庵の踏切まで来てしまいました。どう撮ろうか考えたのですが、空が青いわけでもないし、夕焼けはまだだし、とりあえず大きく撮っておこうと思ったのでした。
次の只見線までは40分ほどあるので、いつも通り高田駅まで来ました。駅前の食堂で自転車をいったん止め、猫を撮ることにしました。今日は一匹だけしかいませんでした。いかにも暑くてやってられないぜみたいなあくびが気に入ったのです。僕も暑くてやってられないのですが、今日は日差しが出てないぶんだけ、だいぶすごしやすいのでした。
猫を撮り終えると高田駅へと向かいます。駅舎とホームを一通り歩いてみて面白いものはないか探してみます。今日も特にないなと思い帰ろうとしたのですが、駅舎の中にいた高校生が携帯をいじっています。撮ろうかなと思ったのですが、望遠レンズがついています。なんとか高田駅であることがわかるように切り抜いたのでした。
高田駅を出発し、いつも通り寺崎のカーブへと向かいます。高田駅で少しゆっくりしたせいか、次の只見線がくるのに5分くらいしかありません。カメラの設定をして準備していると、目の前にとんぼが飛んできたのがわかりました。設定をいじるほどの時間もなく、とんぼに逃げられるのも困るので、只見線の設定のままとんぼを撮ったのです。
先ほど飯豊山をバックに只見線を撮ったのですが、飯豊山がほとんど写っていなくてがっかりしたのを思い出し、ここ寺崎も無理かなと思っていたのですが、なんとか飯豊山の形がわかるくらいにはなりました。とんぼを撮り終えて2分ともしないうちに下りの只見線がやってきました。う~ん、やっぱり後ろ姿はキハ40のほうがいいな、今さらながらそう思うのでした。
寺崎のカーブを撮り終えた後は、いつも通り伊佐須美神社へ向かいます。あやめはとうに終わってしまっているのですが、寝ぼけた紫陽花が未だに咲いているところもあるからです。そんな紫陽花を見ていると、犬を散歩に連れてきた人がやって来ました。Tシャツにヒロシマ・ナガサキの文字と原爆ドームが描かれており、もうそんな季節なんだなと思うのでした。
伊佐須美神社を後にして、いつも通り後庵の踏切へと向かいます。途中、子猫-といっても大きいほうですが-に出会ったので写真を撮ろうとしたら、案の定逃げられてしまいました。只見線は逃げないので好きなのですが、いつも同じところばかり撮っていると、いいかげん飽きが来ます。でも今日も「ふくしまの米」を撮ってしまうのでした。
・街サイド(2018/07/20)
今日はお日市のある日です。約2か月の間に40もの神社・仏閣でお祭りがある行事です。去年今年とコロナで出店はおろか、参拝もままならない状態でしたが、コロナ以前は地区の人が手作りの出店を開いたり、それは賑やかでした。そんな写真を撮っていると現れるのが小学生男子のピースサインの登場です。とりあえず撮ってあげて、コレクションにはしておくのでした。
赤沼稲荷神社というくらいだから、祭壇に飾ってあるのはお狐様だと思ったのですが、本当にそうなのか気になって写真に撮っていました。中に入って撮らしてもらいたいなと思ったのですが、地区の人は出店に一生懸命で、お賽銭当番もいないくらい。まあ、そうそう神社の中を撮らせてもらえるわけもないかと思い、二礼二拍手一礼して帰ってくることにしたのでした。
撮影が終わった後、いつものところへ行き、エアコンの風に涼をとっていたのですが、やっぱりさっきの祭壇が気になります。そこでもう一度、神社に行って写真を撮らせてもらおうと思い出かけたのですが、もう出店も終わっていてみんなで酒盛りの時間でした。一杯飲んでけと言われるのが怖かったので、来年もう一度チャレンジすることにしたのでした。
今日はここまでです。
根本から覆すようで気が引けるのですが、過去の同じ日の写真を載せるのに何か意味や意義はあるのかと思い始めてしまいました。
最初は撮った当日にアップする予定だったのが、撮れない日もあって昔の同じ日の写真を載せることにしたのですが、良かったのか悪かったのか。
ただ、今はこの作業がいい暇つぶしになっていて、依存してると言っても過言ではありません。
明日は雨が降るそうで、また出かけられません。昔の写真もあるかわかりません。でもやっちゃうんだよなぁこれが。とりあえずそういうことで。
それではまた。