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運動する時間帯

〜いつどのように運動すると効果的か?〜

 運動をする時間帯について疑問を持ったことはありますか?朝や夕方の運動が勧められていたり、食後は避けるべきなどの情報が世に出回っており、上手く解釈しきれない人も多いはずです。では少し視点を変えて「いつなら時間が取れるでしょうか?」運動は習慣的に行うことが最も大切です。自分自身のライフスタイルに合った時間帯を選ぶのも良い手段になります。
 しかし、時間帯によってはオススメの運動内容が少し変わります。今回は働く世代が比較的時間がとりやすい、朝、夕方、夜の3つの時間帯でオススメの運動内容を紹介します。

3つの時間帯の運動目的と内容

①朝はスイッチON
②夕方は脂肪燃焼
③夜はスイッチOFF

①朝はスイッチON

 朝は活動スイッチがOFFの状態からONに切り替わる時間帯なので、いきなりハードな運動はお勧めできません。はじめはストレッチや軽いジョギングなどで少しずつ体温・心拍数を上げ身体を目覚めさせて、その後に目的のトレーニング(筋トレやランニングなど)をすることで、トレーニングの効果を上げることができ、また怪我の予防にもなります。朝の運動は身体が活発になる所が良い点です。

②夕方は脂肪燃焼

 夕方は日中の活動により体温が上がり、代謝が良く脂肪燃焼が最もしやすい時間帯なので、ダイエットや生活習慣病予防にはお勧めです。運動後に夕食でしっかり栄養摂取できる点も良い点です。準備運動をして、筋トレや有酸素運動を少し負荷をかけて行いましょう。両方する場合、筋トレからすると燃焼効率が良いです。

③夜はスイッチOFF

 朝とは逆に夜はスイッチをOFFにしていく時間帯です。ハードな運動をすると交感神経が活発になり、睡眠の質が下がってしまいます。とは言っても、この時間帯にしか時間が取れない人も多いと思います。その場合は、ヨガなど呼吸を乱さない運動を取り入れたり、ハードな運動をした場合でも、最後にゆったりとしたストレッチや深呼吸をするなどしてリラックスして運動を終えるように工夫しましょう。

最後にひとこと

 限られた時間の中で、運動に当てる時間を探すことは大変です。1週間の生活を思い返し、どの曜日の、どの時間帯なら無理なく時間が取れるのか考えてみて下さい。そして、朝、夕方、夜の特徴を参考にして自分に合った運動内容を模索し、運動を続けていきましょう。


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