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日常的郷愁メドレー(歌詞まとめ)

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早いとこ曲をつけてあげたい
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[2 REAL]

白と似た広がりの陰に はなはだしい響きを聴いた 大丈夫、君が出てゆくより きっと先に結ばれるから ミニチュアみたい 取るに足らない 月が明るい夜の日に 君はそっと弔う その怒りを知っている ひとつ、ひとつと怖いもの 知らず知らずに手放した 代わりに忘れることの むなしさ、ぼやけた、かたちが、 不安が、未来が、 ただしさ たなびかないで もう膨らませないで ひえてゆくままに そこにいてね たったひとつの宝物が あるんでしょう たったひとつを譲れなければ 君は許されない

[防水スプレー]

見渡せよ みんな迷惑なんだって ほら、防水スプレーだ 1234567 信じろよ 2025もの信憑性ばっちり 世代交代の時間だ 89ABCDE 俺を守る文学 東横線は大混雑 帰ろうよ、ねぇ、帰ろう 坂道を 上った先に立ち往生 大雪見合わせ大混雑 Fライナーだっけ? 息苦しいと思うのは ガスパニックだっけ? 少し震える 俺の肺胞はコーティングされて 塵肺だけを防いでくれる 缶々にプルーフだって 多分それほど 多分もっと だから見渡せよ みんな迷惑なんだって ほら、害虫

[カーテン]

閉じ切らないカーテンの隙間 嫌になっちゃうな 君に見透かされている隙間 望み薄な悲観すら 大概のペシミズムはいつか 甘えを露呈するだろう 采配の誤算の果てに 孤独がある そこにいつでも プライドだけの人と蔑むな 代わりに花を添えてくれないか あんなに噛みついた歴史もただ 幼稚な反対ごっこだった 君に嫌われた 良かったね おめでとう きっと皮肉じゃないからね わかるだろう 閉じ切らないカーテンの隙間 アンタの場合はさ 汚れた部屋と裸体を次は どうにかしなよ 大概のオプ

[目覚めのこと、つよがりのこと]

やっとわかってくれたかな かなりイケてる夢見だ 君や僕の持ち寄る孤独が よく似ていても いなくても やっと口を開いたよな 優しくしていたつもり、だけど 自由意志とバラバラ花札 言葉の綾も 傷だらけでも 儚ぶって 腹が立って 希望だけ奏でて終わるなら 微動だにしない虚像なら かなりイケてる夢見だ 理想では済まない巨大なら みぞおちを抉る記憶なら かなりイケてる夢見だ 真っ当に生きた証は 早く探した方が良い 君は邪悪で僕は洒脱 あいつだけが地上を歩く ぱっと見ちがって 

[I WANNA BE REWARDED]

いくつめの朝だろうか いつの夜に寝ただろうか 報われたりない 鼻腔孔の奥深く 詰まるから 抜いてくれないか 報われたりない 季節を語るにも 君の 暑い寒いで よしとしようか ひだまりを横切る風面が わかる道理も わからないや いい子でいたい なんて贅沢 忘れて はやく はやく 報われたりない 交わりついでに 端を結んで 吊るしてわかる 冬の焦がれだ どうか手慣れて 綺麗にやってくれよ いくつめの朝だろうか 望みと憂いは 近いだろうか 報われたりない 誰もが顔をし

[43]

新しい日が始まる 古いパンをかじる 生まれる細胞の感覚 死に至るまで巡りに巡る 時の流れを独占しよう 天と地との唄、ラララ 空を眺めて遍く スターレディの骸が動く 語らいは不意に止まる 酩酊を覚え次第、思わず 現の歓喜も忘れられる 君と僕との唄、ラララ 深く君の魂の行く 先を振り切って僕は帰る 縛りつければシミついて挙げ句 からかい倒したあと解ける 終わりの在り処を問えば さあね 雫が僕を経て落ちる スチームよりも白く昇る 生まれる最高の感覚 萌ゆる春先と比べる アジ

[首都機場の御殿様]

ラジオウェーブに乗って 「北極海は寂しくなる」と 東京都 沖のエリス島 ちぐはぐ 防寒具 君と僕 現在 地上の気温 賭けたっていいぜ 皆、いいかい 嬉しいね 着陸だ まずは二手に分かれて 赤と青 戻れなくなかったの? 君は学ぶの?君は建てるの? やけに手薄な砦をくぐれば キャピタル=イズム ほら 御殿様を探すんだ 彼は世界一の物知りだから 彼は世界一の物知りだから ペイパーバック畳んで 右に左に絆されないで 過去と未来に挟まれて 「私も異邦人ね」って笑う 変幻自在の

[俯瞰症]

弔え 敬え 祈れ それ以上は叶わないと知れ 郊外の墓標 憤慨の途上 旧道 いつしか崩れて 巨大な自然を泳がされている 送電塔のしなりが お前の魂を妨げたかな 公海帰りの大漁旗 それだけが誇りだった いま 愛は身ぐるみ剥がれて 枝には雪が積もって 灼かれた身体を飾りつけるように 響く 教えの鐘の風向きに 手を合わせ 合わせる貧者たち 祭りの後 待てど暮らせど 時は物を言わず 創世 洗礼 光景 その後奏でる戦慄のジャズ 到底俺には 受けられないと 躊躇している途中 解が解け

[ハニーラテ]

大したことじゃないけど 僕と夢で会う その鬼才 単純な男だよな 追い抜かれた朝には きっと どうかしてしまう 行く場所なんて決めないで 誘った日付が近づいて それでも別にいいよな おだてないで 時には 気まずくて黙るときもある 僕ら どうせ孤独なんて 飽きるぐらいに人生、長い お気に入りのハニーラテ 実はこだわりなんて そう無い 変かな? 大したことじゃないけど 僕と夢で会う その鬼才 憎めない女だよな ちゃんと躾けるために あべこべな顛末を話す 行く場所なんて決めな

[めもり]

「なに探してるの」あんたから わかる、参ったな めもり付きが良かったけど 無くても まぁ いいか 手触りは ときに不確かで しぼんだり 傷がついたり めもり付きが良かったけど 気持ち長めの直線ひいて 壁にかけてもいいし 縫いつけるのも綺麗だろうな 今日のところは、やめた 落としても割れないから 羽が生えたみたいに 飛んでいかないでいてね 広くなりそう?狭く済みそう? あんたの気持ちは どんだけ大きくなりそう? 「なに探してるの」あんたなら 1つだけで安心だ めもり付き

[雷鳴]

光った 悲惨だ 照らしてから消して 長すぎる雷みたい 正解なんてないんだから 間違いとか いわないでくれる? 展望台のぼって ふるさとを飾ってたって それで刻んだことには ならないんでしょ、刹那 天動説 芽生えて 幼いまま眠って 君がいないと 欠けてしまうよ、とか 不運 ごめんね 昨日は2つも無いから 明日もきっと、ね まだ引きずってるの? 変わってるよな 地団駄 ミサンガ 足元が見えるのは 長すぎる雷のせい 正解なんて知ってるから 間違いとか いわれても、困るな 昨

[Re:]

私だって いつのことだっけ? 戦っていた気がするの だから聞いて 誇ってもいいよ それと、座り込んだって 分かれ道に私の目玉は 3つより多いと 赤く濁ってしまう 人には朝の陽の光 私はあなたの肌を割く 見えなければよかったね 情けない話だね 今もあなたの証を撫でる 巣穴を守る金網 時々見せる額に 無数の傷 私は ごめんね、物音を立てる 無垢ほど鋭い剣のように 優しく送り出してね 繕うための針先に 絡みついて 吹出物みたい 私だって いつか 綺麗に伸ばした錦の糸で あなた

[以心伝心]

こうして喧騒同士に戻って 僕は時計を大事にしまった 飽きるほど流れ 重ねたって 向きは結局 狂わないんだろう 偽物だって思った日 仕方がないからと繋がった日 君はどんな顔をする? 逢瀬は誰も 一度きり 言葉が足りたと笑ったトリガー 答えないままに天使は消えた 物言いが伝染って困る 終われない、やめてよ 以心伝心だったのかも 切に願い続けている 雪が降って 僕にとって 巡るたびの驚きに驚いて 月が夜毎 壊れゆく形 ひとかけらずつ 名付けに戻ってくれば 時間も…なんてね 逃

[千のプランと]

目が覚める 前途多難な俺は 千のプランとお前が 操り糸のように お前は気まぐれだから 時間は手厳しいから 千のプランは実を結ばず 千のプランは実を結ばず 頼りない予報通り 蝶が羽ばたくままに 日々のこと 全部丸めて俺は 千のプランとお前が 繋がる様を編む 夜が逃げる レム段階の時間は 千のプランでお前が 跨る夢を見る お前は気まぐれだから 寝覚めは忙しないから 千のプランは実を結ばず 千のプランは実を結ばず 祈りながら扉を俺は出るけれど 女神を降りて また昇ってし