[首都機場の御殿様]

ラジオウェーブに乗って
「北極海は寂しくなる」と
東京都　沖のエリス島
ちぐはぐ　防寒具　君と僕

現在　地上の気温
賭けたっていいぜ

皆、いいかい
嬉しいね　着陸だ
まずは二手に分かれて
赤と青　戻れなくなかったの？

君は学ぶの？君は建てるの？
やけに手薄な砦をくぐれば
キャピタル＝イズム
ほら　御殿様を探すんだ
彼は世界一の物知りだから
彼は世界一の物知りだから

ペイパーバック畳んで
右に左に絆されないで
過去と未来に挟まれて
「私も異邦人ね」って笑う

変幻自在の気分
どうやったら晴れたかな？

それにしても
おかしいな　着陸だ
合わせて1000m弱
しかと見ていたつもりが

皆　なろう
愚者の金　掴もう
ええ、懐かしんでもいいわ
おらが街の成れの果て

君は学ぶの？君は建てるの？
やけに手薄な砦をくぐれば
キャピタル＝イズム
ほら　御殿様を捕まえよう
彼は世界一の物知り　多分
彼は世界一の物知り　多分

幻影に操られる
暇は感覚が混み合う
今のうちに　錯乱のうちに

かつて君を探してた夜ほど
待ってない　でも　気になるよ
やっと香りにたどり着く頃
たったワンコインで
異邦人だ　ねぇ　御殿様
彼は世界一の物知りだから
彼は世界一の物知りだから

ずいぶん、歩かせるなぁ！
知らないものと出会えたかい？