
[Re:]
私だって いつのことだっけ?
戦っていた気がするの
だから聞いて 誇ってもいいよ
それと、座り込んだって
分かれ道に私の目玉は
3つより多いと
赤く濁ってしまう
人には朝の陽の光
私はあなたの肌を割く
見えなければよかったね
情けない話だね
今もあなたの証を撫でる
巣穴を守る金網
時々見せる額に
無数の傷 私は
ごめんね、物音を立てる
無垢ほど鋭い剣のように
優しく送り出してね
繕うための針先に
絡みついて 吹出物みたい
私だって いつか
綺麗に伸ばした錦の糸で
あなたの傷まで
癒やそうとしてたっけ
知らんぷり しらばくれて
あなたを嫌いたくなかったよ
だから聞いて 聞こえたらいいな
それは決まってたって
秋の気温が私を巡れば
それだけの時が
進むので 閉じる
人には寄処の癒やし
私は夜風になにか思い出して
もう夢見てちゃいけないわ
私の成り立ちぐらい
私が 言い当てる
無垢ほど鋭い剣のように
優しく送り出してね
漂うだけの袋が破けて
絡んで、なのに ちぎれない
私だって いつか
綺麗に伸ばした錦の糸で
あなたの傷まで
癒やそうとしたっけ
だから聞いて 悲しまないでよ
私だって 戦っていた気がするよ
巻き戻せたら
進められたらと
思うたびに
あぁ もう二度と
ひたすらに奪ってしまうもの
地に埋めて償うもの
私は祈るために体を投げ出す
あなたはそこにいるの?
無垢ほど鋭い剣のように
優しく送り出してね
繕うための針先に
絡みついて吹出物みたい
私だって いつか
綺麗に伸ばした錦の糸で
あなたの傷まで
癒やそうとしてたっけ
安心してね もう誘わない
私だって いつのことだっけ?
戦っていた気がするの