📚聞き手が「自ら動き出す」伝え方について

みなさん、こんにちは、旅人先生Xです。

今回も、DAIGOさんの著書、超影響力を読んで学んだことを書いていきたいと思います。

今日は、

✅ゴールを提示することで、相手の行動に変容を促す

ということについて書いていきます。

✅この記事の内容は、自分の考えや思いをもっと上手に伝えられるようになりたいという方にオススメです💡

目次は、以下の通りです。

1⃣関係性の協調をすることについて

DAIGOさんは、著書の中で、

✅人は、自分と関係があると知りたくなり、知りたくなると行動する

と述べています。

そのため、誰かに影響を与えたいと思うなら、

✅「これから話すことは、あなたと関係していて、こう役立ちます」

ということを伝えることが大切であるといった内容のことを言われていました。

子どもと話していても感じることですが、

💙自分事として話していることを捉えている場合とそうでない場合を比べると伝わり方にかなり違いがある

ように思います。

こうした意識をもっていたので、書籍の中の序盤でしたが、このあたりをじっくり読みました💡

学校で働いていると「話をきいてもらうための努力」をあまりしなくても子どもは、結構、話を聞いてくれます。

それは、「先生の話はよく聞こう」と教わっていたり、「聞くものだ」と考えているからだと思います。

ここに甘えていてはいけないと私は考えています。

教員こそ、伝え方のスキルをしっかりと磨いていくのが大切だと常々感じています。

子どもは、基本的に担任の先生の話をたくさん聞かざるを得ないからです。

そして、教員は話すことに、子どもは聞くことに、たくさんの時間を聞くことに費やします。

ですから、伝え方を日々上達させていくと教育に良い影響があると私は思います。

前回等も書きましたが、

✅思いのままに子どもを操るためではなく、子どもと意志疎通を図り、成長してもらうための手助けをするために、伝え方を磨いていくことが大事

なのではないでしょうか。

関係性の協調のためには、

・「この意見の支持率は高いと知らせる」
・「みんなと少し違う要素をプラスする」
・「ゴールを掲げる」

といった３つの方法を書かれていましたが、今回は、その中のゴールを掲げるということについて焦点をあてて、考えていきたいと思います😊

2⃣ゴールを掲げることのメリット

DAIGOさんは、

✅人は生活のどんな場面でも、一定のゴールが見えているほうが、やるべきことが明確になり、安心して行動を起こせる

と書籍で述べていました。

確かに、目的だったり、達成の目標が分かっているとやるできことは明確になり、行動も「これをやろう」と取り組みやすくなります💡

私の実体験からも同様のことを感じます。

みなさんも、おそらく、同じではないでしょうか❓❓

そうしたことからも、ゴールが分かるようにすることは、相手の行動に影響を与える上では、とても有効な手段と言えそうです。

この際、

✅ゴールが相手にとって、魅力的だとより効果が高まる

ようです。

まぁ魅力的でなかったら、ゴールを示されても、行動してみようとは思いませんので、当然といえば当然です。

次の項では、より魅力的なゴールについて書いていきたいと思います。

3⃣聞き手が自ら動き出す３つゴール

アリゾナ州立大学のゴールドスタイン博士の「ユニバーサルゴール」という考えがあります。

※「ユニバーサルゴール」は、ゴールドスタイン博士が社会的影響力に関する２００以上の文献をレビューして分析したものだそうです。

「ユニバーサルゴール」、主に３つの種類があります。

その３つは、

１　「アフィリエーション」ゴール
２　「アキュラシー」ゴール
３　「ポジティブセルフコンセプト」ゴール

です。

🔆１のアフィリエーションゴールは、「所属」が原動力

誰もが、心のどこかで、社会の一員として、他の誰かと同じ行動、思考、信念を共有していたいという欲求を持っているようです。

アフィリエーションゴールは、そうした所属の欲求へアプローチするようなイメージかなと思います。

誰かと同じ行動や思考を共有したいという欲求へ働きかけるアプローチは、相手に影響を与えやすいということが容易に想像できますよね💡

🔆２のアキュラシーゴールは、「正確性や正しさ」が原動力

人は、「多くの人が賛同する目標に向かっている」「計画どおりに物事が進んでいる」など自分の行動に正確性をもとめるようです。

アキュラシーゴールは、そういった正確性や正しさの欲求へのアプローチといえるかなと思います。

多くの人が、「その通り！！」と感じるようなことをゴールに設定することになります。

そうした多くの人が感じる正しさを活用した伝え方は、人に影響を与えるためには、有効な方法と言えそうです。

🔆３のポジティブセルフコンセプトゴールは、「一貫性」が原動力

人は、やると決めたものや面白いと感じたものを重視する傾向があります。

そうして、下した決断を将来に向けて一貫していくという行動をとるようです。

ポジティブセルフコンセプトゴールは、この一貫性に対してアプローチしていくイメージかなと思います💡

ある一つのゴールに対して、「小さなお願いする→それに関連した大きなお願いをする」というような一貫性が利用できるようなアプローチをしていくと、このポジティブセルフコンセプトゴールは、効果を発揮しやくなっているように感じます。

小さなお願いを聞いて、自分も行動を始めたから、一貫性をもって、大きなお願いも聞こうみたいな流れにもっていくということですね👌

相手に影響を与えて、行動を起こしてもらうという意味では、とても活用しやすい方法かなと私は、思います😀

💌読んで下さった方々へ

最後までお読みいただきありがとうございます。

３つのゴールについて紹介しましたが、ゴールを掲げてそれに向かっていくというイメージよりかは、ゴールというものを使って、相手の行動に影響を与えていくというイメージかなと私は思っています😌

相手の行動に如何に影響を与えていくかというのは、子ども相手、大人相手問わず、とても大切なことだと思いますので、ぜひ、自分で試行錯誤していきたいと思います。

私の場合、コミュニケーションは、仕事の中核をなす力なので、より重要度が高いと思っています😌

日々、精進です❕❕

この記事の内容が、どなたかのお役にたてば幸いです。

これからも学校現場のことや教育、仕事に役立つことを書いていきます🔥

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✅今回、紹介した本と関連する記事

DAIGO「超影響力」

とても面白いテクニックがかかれていて面白いです。

個人的にはとてもオススメですので、お時間があったら読んでみるのも良いかなと思います。

超影響力 (ノンフィクション単行本)

✅心理的に最も説得力の高い方法の一つ「BYAF法」について