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【教育】言葉を交わすことで、心も通わせることができるコミュニケーションを目指したい

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こんにちは、旅人先生Xです。

学校現場で子どもたちと接していると「もっと良いコミュニケーションが取れたらな…」と考えることは少なくありません。

「もっとこうしておけば良かった。」という気付きも日々あります。

そこで、今日は「コミュニケーション」について改めて振り返り、学び考えたことを書いていきたいと思います。

良かったら、のんびり目を通していってみてください。


目次は、以下の通りです。


言葉の働きの1つ、「交話的機能」とは?

言葉には、いくつかの働き(機能)があると言われており、交話的機能はその中の1つにあたります。

文部科学省の資料によると交話的機能は、

【交話的機能】
言葉を交わし合うこと自体が、互いの心を通わせ、 一体感を高める働きをすること。

文部科学省の資料より引用

と表現されていました。

資料の画像はこちらです。

資料にもあるとおり、ヤコブソンの6分類というものがあり、各機能は、それに基づいた区分になっています。

実際に言葉を使うときは、複数のことが同時に機能しているというのも何気ない経験と照らし合わせて見れば、納得です。

今回は、この中でも交話的機能に焦点を当てていきたいと思います。



コミュニケーションにおいて、交話的機能を意識することが大切だと思う理由

私がコミュニケーションにおいて、交話的機能を意識することが大切だと思う理由はとてもシンプルです。

コミュニケーションは、相手と意思疎通をしたり、心を通わせたりする役割が大きいと考えているからです。

心を通わせるという機能について意識することで、コミュニケーションの主な目的を果たしやすくなるのではないかと思っています。


先ほどの資料にもある通り、交話的機能の具体例として、「挨拶」「相槌」が挙げられています。

これらは、学校教育の中でも、社会に出ても重視されていることです。

「挨拶」や「相槌」は、交話的機能を主に果たす行動だから、重視されていると言い換えることもできるのではないでしょうか。


なぜ「挨拶」が大切なのか?ということを説明したことがある方、聞かれたことがある方も少なくないと思います。

「それは、交話的機能を担っているからだよ」と説明しても、うまく伝わらないですが、交話的機能を知っておくだけでも、相手に伝える内容を整理しやすくなると思います。


交話的機能を意識したコミュニケーションって具体的には、どんなもの?

あくまで私なりの解釈にはなりますが、

交話的機能を意識したコミュニケーションは「言葉を交わし合うことを通して、心も通わせられるようにすることを意識した交流」

※私なりの捉え方なので、本家のものと多少のずれや誤解があるかもしれません。お許しください。

と捉えています。


具体的な場面は、挨拶や会話の中の相槌、何気ない会話になります。

日常のコミュニケーション全般においてと言っても差し支えないと思います。


実際に意識してやる場合は、「心を通わす」という部分を意識することが大切になると感じています。

言葉を交わすだけじゃなくて、心も通わせる。

こうして書いてみると簡単そうですが、実際にやるのは感覚的なところが大部分を占めるため、容易ではないと感じます。


心を通わすためには、言語だけでなく、非言語の部分が大きなウエイトを占めてくると思います。

言語の役割をフルに生かしていくために、非言語の部分を使うというわけです。

挨拶も、相手の目を見る、身振り手振りを交える、表情といった非言語の要素の組み合わせで、毛色が大きく変わりますよね。

下を向いてスマホをいじりながらいう「おはよう」
相手を見て、名前を呼び、笑顔でいう「おはよう」
少し極端ですが、この2つでは、気持ちの通じかたもずいぶん違うのは簡単に想像ができるはずです。

心を通わせるために非言語の部分も生かしたコミュニケーションを繰り返していくことで、相手との関係性は徐々に変わっていくと私は感じています。

相槌や何気ない会話も同様のことが言えるのではないでしょうか。


交話的な機能を意識したコミュニケーションを実現するためには、
・言葉を通して心を通わせる
・非言語の部分を相手や状況に合わせて行う
という工夫が必要になってくると私は考えています。

ぜひ、子どもや家族、同僚とのコミュニケーションで意識してみてはいかがでしょうか。

きっといつもより、素敵な笑顔が増えるのではないかなと思います。



今回は以上になります。

最後までお読みいただきありがとうございます😊

ではまた、次の記事でお会いしましょう。

みなさま、皆様、良い一日をお過ごしください。

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