HSPと季節 冬季の鬱々
雪国なんかは特に、季節性の鬱が増える季節になってきました。
生まれた地は基本空が灰色、自分も含めて冬季鬱には悩まされました。
今住む札幌は雪国ながら晴れが多いので、毎年寒いし雪は好きではないけど、結構健全です。
これ、日照時間の減少が主な原因で、それによりメラトニン分泌が遅れて体内時間のバランスが崩れ、またセロトニン等のメンタルにも影響する「脳内神経伝達物質」の分泌変化による抑うつ症状が出てしまうものなのですが
やはり男性より女性、とりわけHSPもそこはリスキーなのだと思います。
冬太りする人は、多分ハイリスクかも。過食からのそれ。
そもそも女性はメンタルのバランスの崩れが、摂食状況にもろに影響する傾向が高いと思いますが、とりわけHSPや繊細敏感なタイプは、自身のホルモンバランスの乱れに対して、その変化を敏感に感じ、大きく反応するところがあります。
身体的反応も敏感ゆえ、心身が日照不足に対して「準備」を整えようと動き出してしまう。
すると、その変化に敏感に反応し、特に体型や外見に拘る人などは、苦悩が増えることになるという。
対処法としては、
・規則正しく暮らす
・天気の良い日は外に出る
・散歩する
・良質なタンパク質をとる
などがあります。
私はそれにプラスして、
・より念入りに自分の身体を触る
・必要ならエステやマッサージにいく
・パートナーのいる人は、触れ合う
・ペットがいる人は、より戯れる
・子どもや家族がいる人は、ハグをする
・美容院へ頻繁に行く
これらもおすすめしたいと思います。
雪国なんかは、この冬季鬱が多い傾向がありますが、それには納得の理由しかなくて。
日照時間の大元以外に、その対処法自体が困難ということがあるのですよね。
雪国は、雪が行手を阻む 笑 ことも往々にしてあり、歩道が雪で塞がれて道路自体も狭く危険だったり、消雪パイプのある日本海側だと足元が洪水、真冬の晴れた日は、だいたい寒さが増すこともあるあるで、凍結の危険もあります。
そうすると、やはり家の中での対処ができれば、より安心な訳ですよね。
セロトニン分泌と関係の深い、オキシトシンというホルモンがあります。
赤ちゃんを可愛がり,愛する気持ちを作るホルモンです。
お母さんだけでなく、この平和ホルモンは、みんなの気持ちを優しくする 幸せホルモン でもあります。
これは、触れ合う事で分泌促進されます。
パートナーが決まってる方は触れ合う。素晴らしい!
でも、そうじゃないと、難しいです。
知らない人とは、気持ち悪い・不快が勝ちます。
そこで、冬は特に特に、自分で愛でたり、近くにいる大切な人と意識的に触れ合って欲しいのです。
それが面倒なら、マッサージへ。
寒い中凝り固まるカラダほぐし、プロの方の手技で普通に気持ち良い上に、人肌を感じることは、まさに手当て
。
触れ合いを望むのは、ヒトが社会的な動物であり、人肌を求めるのは、原始的欲求であり本能なのです。
ですから、寂しい・孤独感・枯渇感や、過食に悩む人は、物理的に補ってあげることで、気持ちを上げることができます。
どうしても、一時的ですので、定期的にする。冬は頻回に。
継続することで、幸せの下地はできていくはずです。
根本的には、情緒を安定させるトレーニングや、思考パターンを認識し、情動や感情に対して癖を見つけるなど、通年取り組みたいところですが、冬の過ごし方としては、是非とも意識して欲しいです。
ただ、HSPは、「人を選ぶ」ので、美容院なども抵抗がある方も少なくないです。
そうした時は、アロマでホルモンに働きかける方法もあるので、活用して欲しいですね。
そのことについては、また。
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