【インタビュー②】食物アレルギーと向き合う食事管理#食事管理で気をつけていること
食物アレルギーを持つと、日常の食事から外食まで、多くの注意が必要です。
前回のインタビュー記事に引き続き、今回は、乳アレルギーを持っているるKさんに、食物アレルギーとの向き合い方や食事管理で気をつけていることについてお話を伺いました。
1. 自分がアレルギーだと気づいたのはいつごろですか?
Kさん:気がついたらアレルギーがあることを知っていた、という感じですね。
アレルギーだとわかったタイミングは覚えていませんが、物心ついた頃には、もう自分にとって食べられないものがあることを理解していました。
特にネガティブな思い出はなく、自分にとっての当たり前のようなかんじです。
2. ご家庭での食事管理で気をつけていたことはありますか?
Kさん:親からは、他の人は食べられても自分には“食べられないものがある”ことを、毎日の食事の中で繰り返し教えられてきました。
普段の生活から、親と一緒に食品パッケージを見て確認して、「これは食べられるね。」「これは食べられないね。」と判断することをしていました。
「乳」という漢字は学校で習う前に、マークのように覚えていました。
食品パッケージを自然に確認する週間は幼い頃に親と一緒に身につけたものですね。
3. 外食時に気をつけていることやヒヤリとした経験があれば教えてください
Kさん:アレルゲンを「食べるのはいけない」と思って食事の時は気をつけていたのですが、学校の給食で不意に触れてしまったことがありました。
そのときに赤く腫れてしまって。
今まで「食べる」には意識が向いていましたが、「触れる」ことにも意識して避けていかないとならないなと気づきました。
4.病院での負荷試験の経験はありますか?
Kさん:子どもの頃に病院で負荷試験を行ったことはあります。
ですが、対応できる病院が近隣になく、他県まで行かなくてはならなくて、試験を数回行った後は基本的にアレルゲンを除去する方針をとることにしました。
食べられるかどうかを知りたくても、負荷試験に対応してくれる病院は少ないので、なかなかハードルは高いですね。
今では無難にアレルゲンは避けるようにしています。
インタビュー後記
Kさんのお話から、アレルギーを自然に受け入れながらも、日々の生活の中で安心して食事ができる工夫が垣間見えました。
特に、小さい頃からアレルゲンの文字をマークのように覚えて、小さな頃から判断できるようにしていた親御さんの工夫には圧巻です。
食物アレルギーと向き合うご家族にとって、Kさんの体験から取り入れられる点は多いのではないでしょうか。
アレルギーがあるお子さんをお持ちのご家族は、外食に行くのも一苦労で、不安が先行してしまうこともあります。
taberugiでは、家族全員が安心して食事をする選択肢が増えるように、これからもお役に立てるようなレストランの情報を発信をしていきます。
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