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INFORMATION 2023-07-02

『名作ミステリで学ぶ英文読解』が順調に売れているようです。購入してくださったかた、各所で話題にしてくださったかた、ありがとうございます。
 6月30日にジュンク堂池袋本店でおこなわれた刊行記念イベントは、ゲストの河野万里子さんとの対談という形でおこなわれ、この本の話や、少し前に河野さんがお書きになった『翻訳書簡 『赤毛のアン』をめぐる言葉の旅』(NHK出版)の話、翻訳指導や古典新訳全般の話など、さまざまな角度から楽しく語り合うことができました。河野さん、関係者のみなさん、オンラインも含めて参加してくださった100人近くのみなさん、ありがとうございました。

 つづいて、7月29日(土)の15時から16時30分まで、こんどはブックファースト新宿店でこの本の刊行記念ワークショップがあります。

 7/29(土)越前敏弥の『名作ミステリで学ぶ英文読解』ワークショップ 特別編

 こちらは対談ではなく、越前ひとりで話し、『名作ミステリで学ぶ英文読解』に載せなかった英文ふたつ(それぞれ10行程度)をくわしく解説します。ひとつは『災厄の町』から、もうひとつは今回の本で扱わなかった『オリエント急行の殺人』から選びます。お申しこみは店頭またはこのページでお願いします。現在、ブックファースト新宿店にはサイン本や過去の著書を置いた特設コーナーができているので、お近くのかたはぜひお立ち寄りください。

『名作ミステリで学ぶ英文読解』に関するイベントは8月中旬にも予定されていて、いま準備中です。
 早川書房の note では、この本の一部(『アクロイド殺し』の章の6分の1)が公開されています。

【ハヤカワ新書創刊!】 名翻訳家が贈る読者への挑戦状! 越前敏弥『名作ミステリで学ぶ英文読解』試し読み

 また、NFT版限定で掲載されている飯城勇三さんとの特別対談「エラリイ・クイーン 翻訳の極意」も、冒頭部分が近日中に同じ note で公開されます。

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 朝日カルチャーセンターの7月期文芸翻訳講座がはじまっています。
「英米小説の翻訳」は、いまからだと7月22日の中之島教室のクラスをお勧めします(オンライン受講も可)。
 公開対談はふたつあります。

中之島 7月21日 翻訳の過去・現在・未来 ~イタリア語と、英語と、日本語と~(ゲスト・村松真理子さん)(教室オンライン

新宿 8月5日  だから翻訳は面白い もちろん、通訳だって面白い(ゲスト・橋本美穂さん)(教室・オンライン共通

 また、予習不要の一般向け講演「文芸翻訳教室 英語と日本語のはざまで」は、今期は中之島と横浜でおこないます(同一内容、いずれもオンライン受講可)。

・中之島(7月22日、16時30分から18時)教室オンライン
・横浜(9月9日、15時30分から17時)教室オンライン

 詳細についてはこのページを見てください。

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 オフィス翻訳百景の「オンライン入門講座 文芸翻訳のツボ」がひきつづき受付中です(今期は7月15日締切)。
 越前の著書『文芸翻訳教室』に準拠する形で、おもに初中級者を対象に文芸翻訳の基礎をくわしく解説する講座です(1回の添削指導とメールによる質疑応答も含む)。
 朝日カルチャーの文芸翻訳クラスや、オフィス翻訳百景の文芸翻訳実践クラス(7月期は受け付け終了)をこれから受講する人、受講しはじめて間もない人などに最適のクラスですが、上級者にとっても役に立つ内容なので、ぜひ受講をご検討ください。

 「オンライン入門講座 文芸翻訳のツボ」(2023年7月期)受付開始


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