なぜアイディアを生み出すことが難しいのか?〜私の場合
(写真はイリノイ州シカゴから見るミシガン湖:2015年5月撮影)
ハイパフォーマンス・コンサルタントの髙澤健です。
あなたが「最高の自分」に向って成長し続けることに役立ちたいと願って書いています。
たまたま今回読んでくださった方にも、シリーズのようなもの追いかけて続けて読んでくださる方にも、成長への刺激や気づきになることを願って書いています。
今回は「なぜアイディアをうみだすことが難しいのか?」と題して考えて見たいと思います。
アイディア?
英語で書くと「Idea」。物事を実行するときの着想、考え、思いつきのこと。
プラトンの哲学用語「イデア」から派生する「観念」とか「理念」のことは考えないで話しを進めます。
物事を実行する時の着想や考えはどこから来るのでしょう。
アイディアを生み出す力のことを「発想力」と言います。
「発想力がありますか?」と不意に聞かれて、「はい、あります!」と瞬時に答えられる人は多くないように思います。
しかしながら、「発想力」を求められる場面は増える事こそあれ、減ることはないでしょう。
問題解決
新規の企画
商品の販売
業務の改善
新規事業 等々
ありとあらゆる場面で、「発想力」を用いてアイディアを出さなければなりません。
ある意味、アイディアの需要は高まる一方で、供給が追いつかなくなっている状況なのではないでしょうか?
それではどうしてアイディアを生み出すことが困難になるのでしょう?
私の場合に限って考えてみました。
理由1:求められている成果がはっきりしていない
問題解決のためのアイディアであるのなら、問題自体の理解もさることながら、問題を解決することによって何を成し遂げようとしているのか。すなわち、何のためにその問題解決をするのか。
新たな商品やサービスのアイディアをだすのであれば、その商品やサービスは、どんな「困りごと」や「悩み」を解決するためなのか。
いやもっとその前に、「誰の」困りごとや悩みなのでしょうか。
このようなことが明確になっていないと、発想力も発揮できないように思います。
逆に言えば、問題解決をして何を達成したいのかという目的や、誰の問題なのか、この辺りを明確にすることで、「発想力」は高まるように思っています。
あなたの顧客は誰なのか?そして顧客のどのような悩み事を解決しようとしているのか?
これがぼやけている時には、アイディアが浮かばないことが多いのです。
理由2:ひとりで机に向かって考えている
そもそも私はひとりでいると考えがまとまらないタイプの人間です。同じようなタイプの人であれば、私が何を言っているのか分かると思います。
ある場合には、「自分の話したことを聞いて」新たな考えが浮かんだりすることがあるのです。
ですから、そもそも私がひとりでいる時に、様々なアイディアが浮かんでくることはほとんどありません。
大抵は、人と話している間にぱっと頭に思い浮かぶのです。
私と同じようなタイプの人は、ひとりで考え込んでもなかなかアイディアが思いつかないかもしれませんね。思い切って、誰か他の人と話してみましょう。
また、机に向かっていることも、私にとっては妨げになる事が多いのです。
むしろ外に出て視点を変えることで、発想力が刺激されます。
随分と極端かもしれませんが、海外に行くとアイディアが出やすくなる様に思います。
アイディアのために海外出張するわけにはいきませんが、日本を離れることで自分が取り組んでいる事柄を、全く新しい視点で見ることができるようになります。
つまり、余りにも近くで課題に取り組んでいると知らない間に視野が狭くなってしまうのだと思います。
海外旅行をしないまでも、視野が狭くならないような工夫が必要でしょう。
まとめ
他にも理由はあるように思いますが、ここでは二つだけ取り扱いました。
あなたの発想力が引き出される刺激になればと思います。
ここまで読んでくださってありがとうございます。